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第159話:ブラフマーが少年と牛を盗む(3):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.02.17 23:12

主クリシュナのアイディアを受け入れて、

牛飼いの少年達は牛たちに川へ水を飲みに行かせてから、

柔らかい草木の生えている木の元に

牛たちをつなぎました。


少年たちはお弁当の入ったカゴを開けて、

たいへん超越的な喜びの中で

クリシュナと一緒にそれらを食べました。


花びらや葉が囲んだ蓮華の花の螺旋のように、

クリシュナは中心に座り、

誰もが非常に見目麗しい友人たちに、

円になって囲まれました。


皆、クリシュナを目の前に見ようとして、

クリシュナは自分を目の前で見ているだろうと思いました。


このように、

少年たちは森での昼食を楽しみました。


牛飼いの少年たちの中で、

お弁当をある者は花の上に、

またある者は葉、果実、枝葉の上に

置きました。


ある者はお弁当の入れ物の中に、

ある者は木の樹皮に、

ある者は岩の上に置きました。


これはお弁当を食べるのに、

そのお皿を想像する、

子どもたちがよくすることです。



…つづく

(10巻13章7-9節)