速度記号に詳しくなろう
2022.09.13 22:10
演奏する上でのテンポは、楽譜にある程度書いてあって、それがメトロノーム記号であれば明確ですが、文字による記号、例えばAllegroとかLentoだったらどうするか。単に速い遅いではなく、その言葉に込められた意味を知ることがポイントになります。
例えば「遅い」の中にも「ノロノロした遅さ」と「ゆったり広々した遅さ」ではイメージも違います。なにより、そうしたテンポから生まれる音楽の性質を聴く人に伝えること、伝わることが大切です。
また、速度記号だけでなく、他の楽譜に書かれている文字が演奏するテンポに影響を与える場合も少なくありません。
隔週土曜日に「ラッパの吹き方:Re」というブログを更新しておりますが、ブログという性質上古いものが埋もれてしまうので、定期的に掘り起こして紹介しています。
今回ご紹介した記事は速度に関する記号について。演奏する上では絶対に必要な情報ですので、ぜひご一読ください。もしかすると知らなかったことがあるかもしれません。
荻原明(おぎわらあきら)