独立に向いてる人・向いてない人の特徴7選
独立して働くことに不安を覚える人もいるでしょう。では、独立に向いている人、向かない人というのはどういう人なのでしょうか。
理美容師に置き換えて具体的に解説します。
お金を増やすのが好き
一番向いているのはもちろん、お金を増やすことが好きな人。お金が好きな人です。
これは、「ケチ」であることとは別で、自身の能力を発揮したことに対する、対価としてお金を稼ぐことに注力する、という意味です。
フリーランスの理美容師を経験した方はわかると思いますが、自分で稼いだ分がそのまま自分のお金になるという魅力があります。いわゆる歩合というやつですね。
数字を積み上げるのが好きなタイプの人も同様に、独立に向いていると言えるでしょう。
マイペース
他人に流されず、マイペースであるというのも重要な要素です。
空気を読まずに自己流を通す(美容師さんに多いですねw)ことではなく、自分のスタンスや判断を大事にしながら物事をすすめる、という意味でのマイペースです。
オーナーは最終的にすべて自分で判断し、責任を負う必要があります。
他人に合わせてばかりでは、「自分」を強く持つことができません。そういう意味で、流されずに仕事ができる人は独立向きでしょう。
スタッフの意見を良く聞いて、その意見をバンバン採用するオーナーは危険です。経営者はあなた自身です。周りに流されるのはやめましょう。
柔軟性がある
フリーランスの場合、仕事の内容やルールは自分で設定する必要があります。そのため、昔からのルールに縛られず、前例のない新しいことを試したり、チャンスと見れば迷わず方向転換ができたりする能力は重要です。また、クライアントからの急な要望やアクシデントに対応する場面などでは、考え方を素早く切り替え、柔軟に対応することが求められます。柔軟性はフリーランスとしては大きな強みになるのです。
ちょっとお人好し
最後は、いい意味で「お人好し」であることです。独立後の世界では、お人好しはマイナスに作用するように思えますが、実際は逆です。
お客様やスタッフから見た場合、いつでも気さくに対応してくれる人、困難な仕事も断らず笑って引き受けてくれる方に仕事をお願いしたくなりますよね?
もちろん断りきれずに無茶な仕事を引き受けてしまうというのは違いますが、「良い人」であることは、お客様やスタッフから信頼を得るための要素の1つになります。
では逆に、独立に向いていない人はどのような人なのでしょう。
他人と合わせるのが得意な人
他人と意見を合わせるというのは、一見すると柔軟性がありプラスに見えるかもしれません。
しかし、それはいつも自分の意見がない、発言に責任を持たず、他人から言われたことをこなすだけの人かもしれません。
独立すると、最終的な判断をし、それに責任を持つのは常に自分です。ときに他人とは合わなくとも、自分の意見や信念を持つことも大事なのです。
経営者はあなたです。スタッフの言う事を全て取り入れようなどと思ってはいけません。自分自身でしっかりと最終判断をして下さい。
お金を増やすことにあまり関心がない人
「稼ぎは関係ない、自分の好きなことだけしたい」または「1人が気軽だから独立したい」などと思って独立する人もいるでしょう。
「お金は二の次」は必ずしも間違いではありませんが、独立したの場合、対価=あなたの価値、でもあります。
独立当初はまだしも、徐々にお金を稼ぐことや利益を意識していきましょう。
独立後は「個人事業主」です。利益意識が欠けている事業主が長続きすることはありません。
お金を稼ぐ事(儲けること)=悪いこと
ではありません!儲けないと事業拡大もできないですし、なにより生活も豊かになりません。
ケチな人
ビジネスをやっていくと、自分やビジネスに対して投資をしなければならないシーンがやってきます。
そういった時に、思い切って投資できないということは、ビジネスにおいては失敗なのです。
もちろん節約は悪い事ではありません。しかし、投資できるかどうかはビジネスにおいては節約以上に重要なことなのです。
またその判断ができることも起業家としては重要になってきます。