ベルばら知識のみで参るベルサイユ宮殿。

2017年の夏はパリ。秋にはスペインと出かまして。スペイン旅行記録の前にまずはパリ旅を完結せねばとブログを再開。

フランス革命の知識は、教科書よりも「ベルサイユのばら」で学んだと言っても過言ではないわたしです。大切なことは書物（もちろん漫画も含む）とマイケルとエレファントカシマシがぜーんぶ教えてくれたと本気で思っています。

そんなわたしがベルサイユ宮殿に行かないわけがない。電車とバスを乗り継げば自力で行けるようですが、面倒になったのでちゃっちゃっと現地ツアーに申し込みました。これが大正解！まず、世界中から観光客が押し寄せるベルサイユ宮殿。個人だとチケットを購入するだけで１〜２時間は待つことに。。。ツアーなら待ち時間がほとんどなく、優先的に入場することができます。

わたしが利用したのは「マイバス社」のベルサイユ宮殿半日ツアー。

日本語ガイドとともに、ゴシック様式とバロック様式が美しく調和した王室礼拝堂、壮大な天井画で訪れる人々を驚嘆させるヘラクレスの間、数々の歴史の舞台となった鏡の間、そして贅の限りを尽くした王妃の寝室、「ナポレオン1世の戴冠式」（ダヴィッド作）などが飾られた戴冠の間などを効率よく回ります。30～40分のフリータイムもありますので、ガイドのご案内終了後には、宮殿内や庭園を自由にご覧いただけます（マイバス社サイトより引用）

これが本当に良かった！何がいいってガイドさんが良かった！そのガイドさんがこちら。

好みのタイプはルイ14世とご自身が公言していた通り「オネェ」です。物腰が柔らかく、説明もふんわりねちっこいオネェ言葉（笑）これがもう本当に楽しくてわかりやすかった！

1人参加のわたしは途中、アシスタントのようなことも買って出まして。だってオーディオガイドのイヤホンが耳にハマんないとか、聞こえないとかでおばさまたちったら手がかかるんですもの（いや、あたしも立派なおばちゃんだけど）。そのたびにガイドをさんを呼び止めるもんだからツアーが進まない進まない。ええいっ。まとめてこっちに来なさい！

トイレ？あっち！　売店？最後に回るって言ったでしょ？　オスカル？実在しねぇよ！
などなど、男である（オネェだけど）より男らしく手助けをしたのであります。
ああ、どこに行ってもこのキャラです(T ^ T)。

さてベルサイユ宮殿はと言いますと。金ピカ。とにかく金。

宮殿内も金ピカ。

ここはマリーアントワネットがフランス語の勉強サボったお庭かしら？

マリーアントワネットの寝室。ここで公開出産がなされたとか。。。

ベルばらの知識のみで参ったベルサイユ宮殿でしたが、ガイドさんのおかげでフランス革命まで、まるっとおさらいすることができました。とにかくだだっ広いベルサイユ宮殿を効率よく回ることができたのも良かった。

午後にはパリ市内に戻り、夕飯の食材を探しがてら散策。
しかしこの日も35度超え。。。暑かった。。。