9月のはぐはぐ&ふたご会@なのはなひろば参加
9月5日は、のびのびルームで月1回の「はぐはぐ」がありました。
最初は参加者さんいらっしゃらず、先生と2人でお久しぶりであれこれ雑談。
子どもが1歳2歳頃、毎月通わせてもらったはぐはぐ。
実はもう十何年まえから、ふたご会を継続開催してくれています。
ふたご会は、わたしの時でさえ、多くても3組4組。3組いれば「めずらしい!」くらい。
誰も参加者がいないことも多いはず。
そんな中で、踏ん張ってふたご会の開催を継続してくださったり、わたしも子どもが1歳の時、やっとふたごママ友だちと出会えました。
お出かけする勇気が出て、ふたご会でなくてもひろばに行けるようになり、地域に居場所を作って溶け込んでいくことができました。
先生には、これまでふたご会で工夫してくださった点で助かったことや、ふたご会があったことで、生活や考えに嬉しい変化があったこと、「ありがとう」をお伝えしました。
先生は
「何年も前のことを覚えていてくれて、あの時考えて工夫したことがどうだったのか、答えが返ってくる時が来るなんて思わなかった。数年前の自分に100点をもらえたようで、すごく嬉しい。」と喜んでくださいました。
そうだよね、来てくれる人が楽しかったのか、いい工夫だったのか、改善が必要だったのか、なんて、誰かがフィードバックしてくれなければ、回収できないもの。
毎月、毎年、開催されるかどうかなんて実はわからないふたご会。だからこそ、利用した自分たちが、「楽しかった」「ありがとう」「また来たい」って伝えることって大切だな…って思いました。
しばらくすると、1本の電話が。
昨年プレパパママ教室に参加してくださった、3ヶ月のふたごちゃんママパパが初めて遊びにきてくださいました。
パパさんが育休中に、一度行ってみよう!とママにプッシュしてくださり、育児で一日が終わってしまう生活リズムの中、頑張ってきてくださいました。
3ヶ月のふわふわの赤ちゃんを抱っこさせてもらい、
我が子のその当時が思い出されて、かわいくてかわいくて、涙が出そうになりました。
「プレパパママ教室で、最初は本当に寝られないと聞いていたので、覚悟ができました。
産まれたら、思っているより寝てくれたので、大変ではありますが、寝てくれてラッキーだと思えます」
「一日がほんとすぐに終わってしまって。主人が誘ってくれなかったら、きっと行こうと思わなかったです」
「夜中も口をチュッチュッと鳴らすんです。水漏れかと思ったら、子どもでした(笑)」
「こっちの子はどんと構えてて、もう1人の子はよく泣くのでしょっちゅう抱っこですね」
向き癖のこと、頭のカタチのこと、お風呂の入れ方、今後の離乳食のことなど、いろんなお話をしました。
抱っこさせてもらった子は、いつのまにかスヤスヤ。もう1人の子も、抱き慣れたパパの腕の中でスヤスヤ。
会が終わった後、ママさんからは「思い切っていってよかった!ずっと家にいたから、気分転換になりました!また参加する時はよろしくお願いします」と嬉しいメッセージをいただきました。
はぐはぐの先生にお伝えしておきますね!きっと喜んでくださると思います
また「行ってみようかな」と思われたとき、お話の続きができると嬉しいです
また、翌日は、はじめてふたご会をお試し開催してくださることになった「なのはな子育てひろば」さんへお邪魔しました。
しょっちゅう遊びにいってます、というふたごママさんたちがお誘いしてくださり、参加させてもらうことができました。ありがとう~!!
木のおもちゃが沢山あり、いろんなブースに分けられているお部屋は、広々としたところとはまた違い、子どもたちが走り回ることがあまりなく、またそれぞれのスペースで立ち止まっておもちゃを選び、遊ぶようになっていました。
走り回る年齢のこどもたちのママにとっては「座って対応できる」「休める」場になっているんだ…と、参加されたふたごママの言葉で気づきました。
ふたごちゃんたちは、家で遊ばせるにはなかなか勇気が出ない、クレヨン遊びに夢中になったり、マグネットをパチパチ取ったり外したり。
ボールプールに顔からダイブして大笑い。会が終わったあとは、4人ともベビーカーで爆睡したと報告が(笑)そうだよね、すごいはしゃいで楽しそうだったもの(#^.^#)
ママたちは、ゆったり買い物できたそうです。よかった!
先生方は、サークルのこと、都島区での他のふたご会がどんな形で開催されてるのか、参加人数や、やってほしい催しなどあるか、など、子どもたちを見守りながら、ふたご会をまた開催できるようにと、前向きな質問を沢山してくださいました。
ひろばの運営方法などは、園や主催団体のルールや考え方によって違うため、利用者さんの要望と、園のルールをすり合わせ、これならできそう!というところを見つける必要もあるのだと思います。
多胎ママパパの生活のこと、ふたご同士で集まれる場の必要性、どんな嬉しいことがあるのか、園に負担をかけずに開催する方法を見つけられたら…、など改めてお伝えしました。
参加していたふたごママさんたちも、この場所があって助かっていることや、ふたごママにとってうれしいポイントなどをフィードバックしてくださいました。
たった数人の小さい声であっても、「ふたごが集まれる機会ほしいんです」って伝えることで、時間がかかっても、会の開催に結びつくことがあります。今回のふたご会も、足を運んでいるふたごママパパが声をあげ続けたから開催してくださったんだと思います。
次回、いつになるかわからないけれど、またひょっこり、ふたご会を開催してくださることを願っています♡
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参加者が少ない=必要とされていない、と判断し、取りやめになるふたごの会は多いです。また、ここ数年は、コロナによってその拍車もかかり、2年前までは開催されていたふたご会の情報をぱったり見かけなくなった区もあります。
ふたごは100人に1人の割合で点在しているため、同じ境遇の相手と出会う機会がなかなかなく、それゆえ、多胎同士のあつまりやつながりを求める人は多いのに、外に行きたくても外出が難しく参加できない期間がどうしてもあります。
新生児期は睡眠不足と過労で外出まで気持ちが及ばなかったり、1歳半~になると、ベビーカー拒否、2歳~はイヤイヤなどで、ママ1人では手が足りず、外出先での不安要素が多すぎて、ひきこもるほうが楽だと感じてしまう時も。
でも、ふたご会があることで、「いつかいってみたいねん」「来月こそは行くねん!」って希望をもってくれるママパパがいること
そういった事情を知ってくださっているかどうかや、ふたご会があってよかった!という声が届いているかどうかで、園側の開催するかどうかの判断も変わってくるのかもしれない、と最近思います。
地域でふたご会があるママパパさん、開催しているひろばさんや主催者さんに、ぜひ、ふたご会があってよかった!と思った時、「いってよかった」って伝えてくださると嬉しいです。この場所を必要とする人がいるのだとわかり、会を継続したり開催したりする理由になるからです。
地域にふたご会がないママパパさん、ひろばや行政などで、「ふたごの会っていっぺんやってみたりしてもらえないですか?」って聞いてみてください。いっぺんやってみましょっか、って、今回のなのはな子育てひろばさんのように、実現に向けて動いてくださることもありますよ。
今日は長文レポートになりました💦
地域のママパパと子どもたちが交流してつながってほしい、と場を提供して見守ってくれるひろばや園の先生方と、協力しながら、情報提供しながら、これからも楽しく会を継続できたらな…って思いました。
※今回は、サークル主催の会ではない&園の許可をいただくの忘れちゃったので、報告写真はなしです~