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『痛い』と感じた時に、『痛い』と口にする大切さ。

2022.09.08 11:45

よく、

「身体調律のセッションは、どんなことをするのですか?」

と、聞かれます。


そう聞かれると、伝わりにくいだろうとは思いながらも
(身体調律のセッションの様子が伝わりやすいのは、ぜひコチラを参照ください)

      【あなたの骨に直接触れていきます】

と答えます。

すると、大抵の場合は ??? というリアクションになり

「ちなみに、それって痛いですか?」

と聞かれるので、そこはこちらも正直に、

「意識から消えている骨に触れられると痛いです」

とお答えします。

ただまあ、

この痛覚という感覚を利用して、
ご自身の脳の認識から消えている骨感覚を再入力するのが目的ではあるのですが
痛いか痛くないかと聞かれれば、

それは 『痛い』 ですよ、ということになる。

ただ、最近 セッションにお越しに新規のクライアントさんに多い傾向なのですが、

この身体調律のセッションで、
ご自身の身体に『痛い』という感覚を感じても

『痛い』と、口にできない方が増えている。

こういう書き方をすると、

それは口にできないではなくて、ただ口にしないだけなんじゃあないの?

と、思われるかとおもいますが

そういう方も、セッションを通じて
『痛い』と口にすることを認識させると、
そこからは、どんどんと『痛い』というコトバが口から出てきますし、

そうなって、

ようやく身体が素直な反応をし始めて、

身体の内側の力みが抜けていくのです。

実はこれ

『痛い』という感覚だけの問題ではないのです。

大切なことは、

【自分の身体が感じたことを、感じたようにそのままリアルタイムに表現する】

という行動に、ロックがかかってしまっているということなのです。

つまりは、

痛いという感覚だけでなく、

『美味しい』

とか、

『嬉しい』

とか、

それこそ『辛い』や、『悲しい』であっても、

自分自身が感じた感覚を、リアルタイムに表現するという行動に
いつしかブレーキがかかってしまっている方が増えているのです。

その要因には、

このコロナ禍であり、マスクであり、
そして皆さんが全員味わっている、今この異常な日常の空気感の影響はあるでしょう。

身体が感じたことを、

そのまま感じたように、

そしてリアルタイムに身体とコトバで表現する。

そんな当たり前のことから、自分自身の身体感覚を取り戻す。

それも、身体調律で行う大切なセッション目的のひとつ。


痛い時に、『痛い』と言えないのは、


楽しい時に、『楽しい』って言えなくなっちゃうってことなんです。

そして、安心してください。

当スタジオは、

地下室な上にセミ防音ルーム。


いくら『痛い』と叫んでも、

大丈夫ですから、、、。