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office FUCHI 〜オフィス・フチ〜 〈渕山知弘〉

第2回JINRIKIウクライナ支援プロジェクト5日目(9/8)

2022.09.09 02:28

最初に訪れたのは前回JINRIKIを寄贈したワルシャワ郊外の「イエジ・ストシャウコフスキ氏記念特別養護学校」。

この学校は前回訪問しており、今回はクシシトフ校長とウクライナから避難しているサシャ君との再会が目的。

前回の様子は下記を参照。

サシャ君のお母さんも来られていたので、皆で学校近くの森の散策に出かけた。

前回、先生方から「森を抜けて行く遠足には、車いすの生徒は学校で留守番している。JINRIKIがあれば他の生徒と一緒に行くことができる」と聞いていた森で、お母さんに車いすを引かれ楽しそうに散策するサシャ君だった。

その後、坂本龍太郎さんに会うため、ワルシャワの西郊外から市内を横断し東の郊外に移動。

昼食をご一緒しながら、今のウクライナ支援の状況や課題などを共有させてもらった。

ロシア侵攻直後からこの半年間途絶えることなくウクライナ支援を継続されていて、メディアでは支援疲れなど報道されているが坂本さん曰く「私は全く疲れてない、外国人(日本人)の私が続けることで、ポーランド国民に自分たちも頑張ろうと思ってもらえたら」と、改めて彼のパワーを目の当たりにした。


私たちができる応援は、多くの方に坂本さんの日々の支援活動を伝え、関心を持ち続けてもらうことだと思う。

〈坂本龍太郎さんFacebook〉

https://www.facebook.com/sakamoto.ryotaro

Facebookでは自分の娘たちと紹介している避難家族の三姉妹から、坂本さん以外初めて見る日本人と写真を撮りたいとリクエストをもらい、記念撮影をしてお別れした。

その後ワルシャワ市内に戻り、「Integracja」を訪問した。


日本大使館から紹介いただいたこの団体は、ポーランド国内の様々な障がい者支援団体を取りまとめ、障がい者の社会参画をあらゆる面で支援している。

ウクライナのこともあってか現在団体では「障がい者の避難」が課題になっていて、答えが見いだせてなかったとエワ代表は言われた。


前回大使館に寄贈した中から5台提供を受けていたが、英語版取り扱い説明動画に気づいてなかったので、坂や階段での使用方法をご覧いただき、「避難」にJINRIKIが有効なことを改めて伝えた。

国からもウクライナが復興のステージに入った際には障がい者の対応のアドバイスを求められているとのことで、まずは国内の加盟団体にJINRIKIを知ってもらい、ウクライナ支援での活用をお願いし、5台寄贈した。