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恐怖心の中で動く。

2022.09.09 09:43

今日は、身体を動かす日。

スタジオUのお隣りさんでお馴染みの

護身術スタジオ、クラヴマガのレッスンの日。

今回のメニューは、ディフェンス。

パンチを避ける練習の日。

股関節を動かし、自分の重心を動かして
自分の顔面めがけてくるパンチを避けるわけなのですが、

当然、最初は形の練習。

ひとりで、その場で何度も動きを反復してみる。

さて、では実戦ということで
実際にパンチを(当然軽くな上にゆっくりですが)先生に打ってもらう。

するとどうでしょう、

面白いぐらい、身体が動かない。

攻撃をかわす、のではなくて
ただただ、後ろに下がってしまう。

       【恐怖心】

この感覚が、これほどまでに
自分の動きに影響を及ぼすのを、これでもかというほど実感させられる。

とにかく、この【恐怖心】を感じてしまうと、
その【恐怖心】の対象から、無意識的に距離をとろうとしてしまう。

ただ、
そこはすかさず先生のアドバイス。

『これは避ける練習ではなくて、逆に一歩前に出るための練習ですよ』

と、言われる。

避ける、という動作はある程度すれば反射でできるようになるそうなのだが

とにかく人は、【恐怖心】を感じると、

その対象から離れようとしてしまう。

だが、実際は


その【恐怖心】の対象から離れれば離れるほど、
護身術的には、より攻撃させる可能性が高まり、それでいて自分がどんどんと動けなくなるのだと。

だからこそ、

【恐怖心】を感じた瞬間に、その【恐怖心】の対象に自分から一歩近づく。

そうすることにより、実は安全なエリアに身を置くことになり


そしてより、動けるようになる。

怖いと感じるところに、自分から一歩踏み出して行く。

それこそが、動き。

こういう事は、やはりリアルでないと体感できない。

そして、

【恐怖心】こそ、動きの質を高めるための大事な要素なんだと、


筋肉痛でふらふらの今、じんわりと感じているわけなのだ。