どんな境遇にあっても人生を充実させることが出来る人の特徴
2018.02.20 11:29
仕事が詰まらない、上司が嫌な人だ、退職することになった、リストラされた、部下との関係がうまくいかない、などなど、人生には「こんなはずでは」が沢山訪れる。
最近特に色々な方々とお会いしていて思うことがある。
どんな境遇においても
そこから這い上がる人
後々活躍していく人
充実した人生だと感じられる人
には共通点があった。
それは、
「具体と抽象を変換できる翻訳機能を、持っていること」
個別具体的な事象から、抽象的な学びを引き出すことができたり
抽象的な概念を自分なりに噛み砕いて、自分の具体的な課題な結びつけることができる
そういう力がある人だと思う。
「ウサギとカメの例え話」を聞いて
「私はウサギじゃないですから、その話は参考になりません」と言う人と
「この教訓をいまの自分に当てはめると…」と考えられる人。
その違いだと思う。
答えをください、正解を教えてください、すぐに効果がある何かを示してください
という人には
多分その答えをその時示しても、抽象化して、その学びを別の場面に応用させることは難しいだろう。
だからきっとすぐに「またこの場面の答えを」となる。
多くの人に当てはまる「ラーニング、教訓」は、往々にして抽象的であるからこそ
それを、自分の中で「翻訳」して、自分に紐つけて、落とし込む力を鍛えたい。
そしてその次には
自分の学びや経験を、抽象化して、言語化して、語れるように。
特にチームや組織のリーダークラスの人には、そのどちらの翻訳機能も、求められるものなのだろうと、思う。
この翻訳がスムーズに自分でできると
「こんなはずでは」の場面においても
自分の境遇から自分で学びを引き出していける。
だから、どんなに不遇な場面に陥っても
挽回し、充実させていけるのだと、そう思う。
徒然。