2015 Cyclocross World Championships in Tabor
世界選手権。結果を出す場。どんだけ何があっても、結果が全て。いい走りしました。がんばりました。って言っても、で、結果は?ってこと。世界チャンピオン。世界トップ3、トップ10。80%以内の完走か、それ以下か。それだけ。順位がすべて。右足の肉離れ。それを言い訳にして走りたくない、レースのスタートラインに立つからにはどんだけパフォーマンスが低くてもやることはやる。それで結果も出せば自信にも繋がる。でも、身体はそんな簡単ではない、正直だった。肉離れからくるパフォーマンスの低下。練習不足、コンディショニング。世界戦の週は痛いの我慢してパフォーマンスの再向上に務めた。即席でもやっつけ仕事でもなんでもいいから走れるように、とりあえず最低限の走りはしないと。今まで支えてくれてきたランジットやその家族、もちろんぼくを日本から支えてくださってるスポンサーやサポーターの皆さんに顔向け出来ない。ま、そんな思いを胸に一周目から脚のことは考えず、勢いでごまかしていくも、右足をかばって元から弱い左足中心で漕ぐし、左右のバランスも悪いし、上りも踏めないし、どうしようもない。コースの一周も長く、完走しやすいし、見た目のいいリザルトを狙いやすいコースだったからどうにかなるかなと思ったけど甘かった。自分の肉離れからくるパフォーマンスの低下が予想以上。ナンダコレ。。。ま、マイナス3周。結果は、知らない。見たくもないし、マイナス3周に順位は、、、おなじでしょ、なんでも。この脚でまだ頑張れたと思うけど、まぁあかんわな。完走すらしてないし、結果もほぼべべ。スタッフの人に申し訳なかった。そして、レース後は今シーズン10月からずっと調子の上がらない弱い自分を支えてくれてたランジットや現地スタッフにどう顔合わしたらしたらいいかわからんかった。やれることはしたけど、出ない出せない結果に悔しかった。
長い海外遠征もおわり。いろいろあった、ほんと。めんどくさいこと八割やけど。思い通りにいくはずもない、海外で。続けてた動画シリーズもかっこ悪い自分を晒し続けて、なんのためになんねやろっておもってたし、日本のシクロクロスシーンとのギャップにも戸惑う。誰かになにか伝わってれば嬉しい、ただそれだけです。今週末はシクロクロス東京。今シーズンの最後のレース。そのあとはオフ。でも、肉離れのリハビリをしないとオフ明けのトレーニングに支障が出るので、とりあえず肉離れのリハビリトレーニングのために低強度で自転車に乗らないと。結局、休みなんて甘いもんはどこにもない。死ぬ直前ぐらいかw動画シリーズ第28弾。試走はレース当日のもの。脚への負荷を減らすため、タイヤ選択は前後タイフーン(オールラウンド用)で半周。グリップせず、前リノ後ろタイフーンに変更。レースは結局前後リノ(泥用)でした。
レースのフル動画はこちらからどうぞ。では。
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