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Olympic selection race in Yawatahama

2016.05.17 06:52

今年はリオデジャネイロオリンピック。選考基準は色々あって、選考レースが開かれるなら、走らない理由がないので参戦。僕が勝っても選ばれる可能性はすごく低いけど。5月に入って少し無理にレースに出たのもこのレースのため。やっぱり目を逸らす訳にはいかなかった。手の怪我の回復具合とレースで発生する手へのダメージは前回のレースで確認していたので、落車しなければ走れるカラダにはなっていた。

レース会場の愛媛県八幡浜市へは金曜日の夜に入り、土曜日の試走は2時間?ほど走った。走り過ぎって思うけど、サスペンションのセッティング、タイヤの空気圧、バイクのポジションの問題、コースのライン取り、バイクの扱い方、全てが気になって仕方ないので満足のいくまで、思い描くカタチになるまで走った。その結果として翌日のレースでは疲労するけど、このレース後の今後のことを思うと必要だった。レースコースで試すってのは、その辺のトレイルで試すのと得る情報量と集中力が違う。

んで、レース当日。会場には早めに入り、バイクのメンテナンスをすすめ、補給の確認、動線を確認し、はい、レーススタート。序盤からワールドで活躍する山本選手が先頭。舗装路区間でトップに躍り出たかったけど、無理だった。あとは先頭の四人についていけず、5、6、7位争いほどでレースを進め、中盤〜終盤になって、各選手のトラブルもあり、単独4位。前の3位選手との差を残り30分ほどで一度縮める方向で頑張ったけど、残り2周で脚が痙攣しだしたので、無理はできず、5位の選手との差を確認しながらペースを調整。って言ってもそんなカッコ良いものではなく、筋肉の損傷をさせないように落ち着いて必死に走った。狙い通り、4位をキープしたままゴール。

トップ3人の前を一度も走れなかったし、まだ選手として差があるなと感じた。機材でも、サスペンションのセッティングも木の根っこを警戒しすぎて、プッシュが入れずらくなったのはちょっと失敗。バイクの前後バランスもフラフラしてたし、伸びがなかった。ポジションを少し見直したい。先週よりかは煮詰まってるけど、まだまだ。今出来ることで改善していきたい。カラダの方は脚の患部は良い感じにできてきている。あとはこの痙攣する限界値を上げていくだけ。今までとはまた違ったことに取り組んでいるので、ある意味それの成果。嫌なことではなかったし、どちらかというとカラダにとって嬉しい痙攣だった。手の怪我の具合はレース中は血が溜まったように浮腫むのでたまにグーパーさせてやればそれでオーケー。レース後のダメージはある、レース後2日経った今日は朝からまたグーが出来ない。筋肉が硬くなってしまっているだけだけど、こういうダメージは今後続くだろうな。少しずつは良くなっていると感じているので、それがせめてもの救い。なんだかんだあるけど、今回のレースは前回よりも良かったし、まだレースらしい走りができた。まだまだ遅いし、もっと詰めていけば良いカタチにできると思う。自分の中では、これから、を感じれるいいレースができた。オリンピックへはもちろん行けないけど、とりあえずマウンテンバイクの中での自分の今の位置を確認できた。

ブログ内の写真はSNSよりお借りしました。ありがとうございます。次のレースは今週末の美山ロードに参戦させていただきます。