Rapha Supercross Nobeyama UCI2 Day1&Day2
コクサイデ後、翌日に飛行機に乗り、日本へは22日火曜着。野辺山大会まで3日しかない。トルコ航空で初めての荷物が届かないトラブル。レース機材だからどうしても必要と説明すると、木曜日の夜着フライトで日本に届くとのこと。金曜日に野辺山入りするから時間がないと空港で説明すると、特別チャーター便で木曜日中に自宅に届けてくれた。とにかく、野辺山までの三日間、新車の投入や、遠征で疲れ果てたバイクのメンテナンス。レースに必要な準備。全てどうにかこうにかスタッフさんと共に行い、金曜日にレース会場へ。次はレース会場が雪のため、走れない。しょうがないけど、新車のダート上でのシェイクダウンを予定していたので、少し辛かった。そして、レース当日。朝一から会場入りし、試走時間目一杯でバイクをスタッフみんなで形にする。あれやこれやとパーツやセットアップを変更。そして、レース。
レースは勢いよく進めたものの、足が回らない。中盤に差し掛かるあたりで凍結した路面で転倒。バイク交換を何度か行い、走り続ける。視界がぼやけ出し、とても寒く、階段では脚が上がらない。疲れてペースが落ちたにしては変だとも思ったけど、レース中だし、とにかく前を目指す。
でも、いよいよカラダがおかしいと思い、10位でゴール後、すぐに東洋ブースに駆け込む。とにかく寒い。寒かった。震えが止まらず、頭が回らない。視界がぼやけ、目の焦点がうまく定まらない。東洋のスタッフみんなに助けられ、介抱され、宿に直帰。シャワーを浴び、なんとか復活。主催者さんや、エスキーナさん、東洋スタッフみんなには迷惑をかけました。そして2日目。前日のダメージがあるので、とにかくあったかい格好でスタート。ぬくぬくだったし、スタートから一周目は良かった、先頭でいけいけどんどん。登坂セクションに入り、カラダに力が入らず、こりゃダメだ状態。あわよくば今日は走れるかと思ったけど、そんな訳なかった。前日のダメージと判断。レースを最後まで走るのはよりダメージを深刻化させてしまい、シーズンを棒にふるかもしれなかったので、レースを降りる旨をピットでスタッフに伝え、レースを10分足らずでリタイアした。
そのあとは、早めに帰宅。楽しみにしていた2日間が辛い2日間になった。応援して頂いた皆様、どうもありがとうございました。