2017 WorldCup Denmark Bogense
コッペンベルグクロスで疲れ切った身体を押して、Gavere、そして、このワールドカップ。例年、11月に入ると日常生活から少し抜けることが多くなる。例えば、忘れ物が多くなるとか、自炊がめんどくさいとか、洗濯がどうとか、、そもそも、手元と口元がゆるくなって、食事のときにこぼしやすいとか。。笑)そして、とにかく無気力になってくる。疲労困憊ってやつなんだとおもう。けど、今年の最後のレースはデンマークでのワールドカップ。このレースのためにベルギーから950km移動。そして、このレースの翌週はRaphaスーパークロス野辺山が土日開催なので一刻も早く日本に帰国するために、デンマークからベルギーへの帰路途中にあるドイツのハンブルクから日本に帰国する予定にしている。なので、レースのことと、帰国する準備、帰国した後の準備など、全体の流れを考えないといけない、でも、無気力。まさに気力を振り絞って、いろいろとこなしました。レースも今思えば、消極的な、チャレンジングではないチョイスをしていたなとも思うけど、無事にレースを終えれていた自分もほめてあげたい。もっといろいろと工夫していかないと。まだまだ改善できる。さて、ブログ本文はまた東洋フレームブログより転載します。今回はテレビ中継映像を埋め込んでます。ブログ下部にあります。ぜひ、ご覧ください。よろしくお願いします。
9月末より開始した今遠征最後のレースは2019年のシクロクロス世界選手権開催地となっているデンマークBogenseで行われるシクロクロスワールドカップ第4戦に参加した。
移動は金曜日夜からベルギーでのメカニックのランジットとマークさんで夜通し運転してもらった。ベルギーからデンマークBogenseまではおよそ950km。土曜早朝には会場入りし、車でみんなで仮眠。パン屋で朝食を適当に済ませ、昼からのコースインスペクションに備えた。
コースインスペクション。試走。堤防のような斜面を基本上ったり下りたりするコース。その斜面をキャンバーとしても使うのだけど、斜面の角度がかなり急で1周目は乗車をためらった。だけど、周回を重ねるごとにコースに慣れていった。しかし、そのキャンバーの角度とコース状態から、乗車するべきか、降車するべきかはレース当日の状態によって決めることにした。
レース当日。風が強く寒いものの、晴れていた。そのおかげで路面が乾くとも考えられたけどそう甘くはなかった。エリート男子のレース前に他カテゴリーのレースが行われ、そのおかげで斜面は轍と足跡と泥で荒れ果てていた。それでも乗車は可能だったけど、レース中に確実に斜面をこなす自信はなかった。落ち着いて降車して、確実に走ろうと割り切った。
レースは北欧の国々の選手が参加しており、北欧の選手はわりと僕の周りでレースをしてくれるので嬉しかった。スタートし、混乱は多々あったけど、なんとか大きなトラブルもなく、2周目に入った。目の前の大きな目指すべきパックから遅れだすと、ずるずると後退していった。バイクを一度交換し、走り出す。しかし、ラン区間でのダメージが大きく、ペースは上がり切らなかった。だけど、まだ先週よりかは光る部分を出せた。最後のレースもマイナス4周でレースを終えた。このレースで本遠征を終え、次週からは国内レースに参加することになる。本遠征では11レースを走ったけど、形にできたと思えたのは2レース、その他まだがんばったなと思えたのは2レース。例年思うけど、ほんと色々と甘くない。それに世界のトップの進化を目の当たりにし、自分が更に何をしていくべきかと考えさせられる。日本に帰国後はバイクと身体の体制を整え、皆さんの前で走れることを楽しみにしています。次戦はRapha野辺山スーパークロスに参戦です。レースのテレビ中継映像です。一周目は、ぼくもちらっといます。