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御堂筋線31609Fが試運転を実施

2018.02.21 14:41

2月21日、増備が続く御堂筋線30000系第9編成(31609f)の試運転が北加賀屋~なんばで行われました。車庫が四つ橋線にある関係で、青い四つ橋線を赤い御堂筋線の車両が走りました


御堂筋線と四つ橋線が交わる大国町駅。四つ橋線用の2番線を通り、御堂筋線に入ります。試運転列車は車両が運び込まれた緑木検車場近くの北加賀屋駅から大国町駅を通り、折り返し線のある御堂筋線のなんば駅で折り返すと再び北加賀屋駅を目指しました。計2往復したあと試運転は終了です。


以下、四つ橋線を走る御堂筋線の様子をご覧ください(笑)

岸里駅

玉出駅

行先表示は「試運転」。関係者を乗せて異常が無いかを確認します。


「緑木出場試運転」について


実は、四つ橋線にほかの路線の車両が走る今回のような光景はそれなりの頻度で見られています。車両の搬入や整備が行えるのは四つ橋線の車庫も兼ねている緑木検車場で、運ばれてきた新型車両や検査を終えた車両は検車場が接続する四つ橋線で試運転を行います(出場試運転)。以前は他路線でも行われていたのですが、検査などの機能がほとんどすべてこの緑木検車場に集約されてしまったため、ほかの路線での出場試運転はめったに見られなくなりました。

→中央線で試運転が実施された例:

↑北加賀屋駅のホームには緑木検車場が描かれています。


31609fはこの後御堂筋線の中百舌鳥検車場へ夜ひっそりと回送されてから、営業運転につく予定です。


今回と同型の30000系は2020年までに計20編成が導入される予定で、赤い帯の車両が青い帯の駅を通過する光景はこれからも見られそうです。


☆今回は御堂筋ライナーさんの記事にmeronkingが加筆しました。