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鍼 時々 お灸

心とつながる体

2018.02.21 17:48

今出鍼灸院です。


「心と体はつながっている」

今では当たり前のように言われているこの言葉。

科学的な裏付けも進んでいるし、ストレスが体に影響することを経験してる方も多いでしょう。


心と体はつながっている。


それをあらためて実感する機会がありました。

「ありました」というか、現在進行形でもあるのですが......


ここ数日、私はちょっとしたトラブルにみまわれております。

とりあえず第一段階をクリアできたので、こうしてブログ書く気になれたんですが、


心と体はつながっている


を、とことん実感した数日でした。


ふだん健康体であり、年の功で(?)トラブル対処をそれなりに心得ているにも関わらず、


食欲不振、胃の不快感、腹痛、冷えてもないのに下痢、などなど。


わかりやすい不調があったのでした。

主に消化器系の不調。

「思い煩うと脾胃を傷める」

そのまんまです。


今回の私のような

わかりやすいトラブル

は、まだマシと言えます。


些細な出来事、小さなストレスなどは、なかなか意識されにくく、大きくわかりやすい形で体に影響しないことも多い。

小さな小さな不調が積み重なって、大きな不調になるまで自分でも気づけない。

こういうパターンはきっと多いと思います。

日頃から、自分の心や体が感じていることに目を向けるようにしたいですね。

些細な違和感を「なかったこと」にしないで、見つめたいものです。


さて。

ここまで書いた後に、第一段階をクリアしたトラブルは、

「あ〜腹たつ」

という感情を連れてきました。

ちょこっと落ち着いたことで、


なんなん? ちょっと酷いんちゃうの?


なんて感情が出てきたわけです。

怒りがやってきました。


でも。

ここで感情に任せて怒り狂っちゃぁ、いかん。

怒り狂うのは負のエネルギー使うし、なんの解決にもならない。

ここは心を落ち着けて、怒りの分析です。


なぜ怒ってるのか。

何に対して怒ってるのか。


しばし考えてみると、

「この怒りは、半ば八つ当たり」

と気づきました。

相手に対して「酷いんちゃう?」と思う部分はあるけど、それはなにも昨日今日始まったことじゃない。

前々からあったもので、それがトラブルをきっかけに私が認識しただけ。

これまでは、まぁいいかと見過ごしやり過ごせてた部分なんですね。

これまでどうってことないと思えてたのに、今頃になって怒り出すのは、なんか違う。

怒る対象としてわざわざ私が自分でピックアップしてるんだ。

トラブルがらみのイライラや不調、その鬱憤晴らしがしたくて、わざわざ怒りの種を拾い上げて(それまで捨て置いてたのに)、腹たつわ〜ってやってるだけ。


八つ当たりです。

不毛です。


こんな風に怒りの分析をすると、気持ちは落ち着く。

落ち着くんだよ。


けどっ。

「腹たつわ〜」と言いたい。

毒吐きたい。愚痴りたい。


こんな時に必要なのは、適当に共感してくれつつも聞き流してくれる友、です 。

正論で諭されたくないです。

共感が過ぎて怒りを再燃させられるのも困ります。

適当、がいい。

とりあえずワーっと喋ってすっきりしたいだけ。

だから適当がいい。


この「適当」って、きっと私ら鍼灸師が身につけるべきスキルなんだよね。


話すだけでスッキリするって、割とあること。

話していても相手がまるで共感していないのが見えると、話せなくなる。

かといって共感が過ぎると、スッキリするどころか逆にますます腹が立ってきて収まらない。

ヒートアップした感情をクールダウンさせるような聞き方をするには、「適当」重要。


患者さんにうまく話させることで、ちょっとでもスッキリしてもらいたいし、

話の中から不調がおきた背景を見つけるのも、治療の一部。


「適当」に聞いて「適切」に施術。


鍼灸師の仕事って、単に鍼やお灸をするだけじゃないんですよね。

そこが面白くて楽しくて難しくて、学びの終わりがなくて、ほんま、楽しい。




今日は自分の状態からアレコレ思ったことを綴ってみた。

かなりグダグダです。


こうやって自分の体調の変化や感情の変化から、アレコレ考えられるのも、東洋医学を学んだおかげ。


東洋医学の考え方って、日常に活かせることが多い。

ここら辺を、楽しく伝えたいなぁ。