<終了しました> Satoshi Ogawa Exhibition 『まどべのみずべ』
Exhibition-終了しました
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清澄白河WOLKでの展示『まどべのみずべ』が終了しました。
ご来場いただいたたくさんの皆さま、ありがとうございました。
WOLKの豊村さん、陶板の額装でお世話になったアオゾラカグシキ會社の友繁さん、展示写真を撮影してくれた白井くん、気にしていただいたみなさん、ありがとうございました。
WOLK @wolk.zakka
アオゾラカグシキ會社 @aozorakagu
白井裕介 @shiraiyusukenacho
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今回は陶器のものが半分くらい、これまであまり描いたり作ったりしなかった「PEOPLE/人物」のもの、というちょっとかわった構成だった。
というのも、昨年のWOLKでの展示で少しだけその場の勢いでつくった陶器の人形を、豊村さんから「これこれを」とリクエスト頂いたからだった。
リクエストされたからといってすぐに対応できるものでもないけれど、そのときは、気分というか、WOLKとの交流の中での何かによって、手が動いたのだ。
在廊しているときも来ていただいたかたと話したり、それぞれの方が好きなものを手にとったりしているのを眺めて、そういう遠距離からのリクエスト?みたいなものを感じて、また自分の中の時期とタイミングが合うと、そういうふうに手が動く、ということもある。
だんだん、自分がつくっているのか、だれかの意向を感じて作っているのかどちらだろうと思うけれど、自分とは何かと考えなおしてみると、西洋から入ってきた「自我」という言葉はとても了見の狭いものに感じられて対応できていないと感じる。(「自我」とか展示の場でフォーカスされる「作家性」なんてまあ大したものではない。展示に来た誰かの心に残るのはたぶんもっと別のことだ。)
「自分を知りたければまわりの人達を見なさい」という言葉が頭に残っていて、つまりは、まわりの人たちもまた自分で、その逆もまた。
だから、「自我」を守ることとか確立すること(作家はそういうふうに考えがちだし、ひとと違うことにクローズアップしすぎなように感じる)はあまり気にしないで、きもちのよい会話の中で出てきたことは素直にとりいれられるのもまたよいことだと。いうことで、今後、あなたとあのとき話した何かが形になるかもしれない。ということでまた楽しみにしていてください。
写真:白井裕介
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Satoshi Ogawa Exhibition
『まどべのみずべ』
2022年9月3日(土) - 11日(日)
WOLK 清澄白河/森下