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色落ちで黄味が強くなったカラーは発色がいい

2022.09.14 02:00

カラーで茶色以外の発色を強くしたい場合、通常だとブリーチと言う髪の毛を金髪にする工程をはさむ事が多くなります。 


 今回はブリーチをせず、カラーの中で一番明るいカラーを繰り返して、色落ち後の明るさが黄味強めに抜けている髪の毛を染めていきます。 


 髪の約半分は繰り返し明るめカラーをされているため、ブリーチされたような黄味が強い髪色に抜けて茶色味がありません。 


 なので、ここの色の濃さを濃くしすぎると、茶色が残っているところと色の差が出てしまうため、茶色がまで少し残っている所に色味を合わせて調整いたします。

染めた結果がこちらになります。 


根元、中間、毛先の部分をそれぞれ調整することで、根元の茶味がまだ残っている部分と毛先の茶味が残ってなかった部分の差がグラデーションで繋がり自然な仕上がりで、透明感のある高発色カラーになりました。


 今回は緑味を入れさせていただいておりますが、写真からも色味が出ているのがわかるかと思います。

ではなぜ、普通であればブリーチをしなければいけないのかと言うと、元々髪に存在する茶色が、他の色を強く発色させるためには邪魔だからです。 


 絵の具をイメージしていただき、茶色の量が混ぜる色味より多い場合、ほとんどが茶色優勢の色になってしまうでしょう。


 勝てるとしたら、ネイビーカラーなど茶色よりも濃く深い色味になります。 暗く濃いめの色、例えばブルーブラックなどはブリーチ無しかつ、明るくなくても可能な事が多いです。