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Oimachi Act./おい街アクト

後期のバーズを知るには、この「タイトルのないアルバム」が必聴となる

2022.09.15 03:00

1970年に発売されたバーズの2枚組のアルバム。

日本ではビートルズの解散の話題や、ニュー・ロックがそろそろ下火になり、これからはどういったROCKが台頭してくるのか?といった、先行きがグレーの状態であった。

 

この時代はバーズの存在は知っていても、的確な彼らに関する情報が入ってこなかった。

 

クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックらの、英国のギタリストに憧れるギター少年が、やたら目立っていたが…。

 

僕もこの時代はROCKからは遠ざかるべき環境にいたので、バーズの2枚組アルバム「タイトルのないアルバム」を知ったのは2、3年後になる。(恥かしい話だが)

 

そしてジョン・レノンの存在が僕等の世代には大き過ぎて、アメリカのカントリー・ロックとは縁が遠のいたのだろう。

 

このアルバムは2枚組で1枚目のA面、B面にはライヴ音源がつまっている。

B面には「霧の8マイル」の16分にわたるライヴ音源が収録されており、最強のライヴバンドとしてのバーズを堪能できる。

 

クラレンス・ホワイトの存在が、後期のバーズを高く位置づけているのは承知の通り。

 

アルバム2枚目の冒頭を飾るのが、「栗毛の雌馬」。ミュージカル用にロジャー・マッギンが構想をねって作った曲だけに色合いが異なるが、ロジャー・マッギンのプロデューサーとしての才覚をも感じることの出来るスケールの大きな作品になっている。

 

ここでクラレンス・ホワイトのギターがとてつもなく素晴らしい。

一音一音を大切にしたピッキングを聴くたびに、彼こそ天才ギタリストであると信仰が深まる。

 

バーズの「栗毛の雌馬」をどうぞ。