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森での日々

2018.02.22 08:25

最近Facebookinstagramで、しょくじづくりやもりとアートの記事ばかりになっている印象ですが、私たちはしっかり冬の森を楽しんでいます。


さて寒い冬の過ごし方のパターンができて来ました。

まず朝、メインフィールドに着いたら、朝の会。

「朝ごはん何食べた〜?」

「●●したい」

と円座で話をします。



そして絵本の時間。

最初の頃は短い絵本2冊のことが多かったですが、どんどんみんな絵本が好きになって、最近は3冊読むことが多いです。

繰り返し同じ絵本を読むことでボキャブラリーが豊かになったり、新しい絵本に触れることで想像の世界が広がっていっています。



この時点でそれなりに寒い。

「火が欲しいね」ということで、大抵、薪拾いから始めます。

この薪拾いがとってもいい。



葉っぱや枝を集めるために森を散策。

遊びながら、寒いからだが温まる。

遊びながら、薪が集まる。



そして何より、

遊んでいるうちに森が綺麗になる。

子どもたちが薪集めで葉っぱを集めれば集めるほど

子どもたちが枝を集めれば集めるほど

子どもたちがおやつで焼き芋をすればするほど

森は綺麗になる。



その中にもそれぞれが挑戦することがあって

ノコギリにトライしたり



紐で薪を縛って引っ張ることだったり



一輪車を動かすことであったり。



ひとりひとりが「あそび」を通して

どんどんハードルを超えていく。

そんな日々。



そして火を焚いてあそぶあそぶ。

メインフィールドの根来山げんきの森は県の森林公園。

ボランティアさんや訪問された方がそれぞれに過ごす横で、遊びは展開していく。



その中で本物に触れられる。

先日は、ボランティアさんのデッキの作り直しの部材づくりや、炭の材料の切り出しに遭遇。

大人や子どもに関わらず誰かの真剣・本物に触れることができる良さ。

その横で子どもたちと遊べる・過ごせる余白。

なかなかこの時代、いい意味でこんなにおおらかな場所がここ以外どこにあるだろう。



木を切る人から刺激を受ける。

そしてまた森へでる。



めぐみと森のようちえんで大切にしていることの中のひとつ

豊かな自然の中で「あそび」は

子どもたちを豊かに育ててくれています。


(ひろ)