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アルシオーネSVXワイドボディー制作過程①

2018.02.25 13:21

さて前回お伝えしましたように、当社でオリジナルでデザインすることが決まったSVX。


フェンダーラインも決まり、ではっ!と実際に2枚の鉄板をつないで叩いて形を作りだしてみたのですが、どうも理想とするラインが上手く出せない・・・。

そこで、もっと綺麗にラインを出すため、幅の狭い鉄板を溶接して一つの板のようにすることにしました。最初は2枚から始め、3枚、4枚...と徐々に鉄板の枚数を増やして調節していきましたよ!

そして一つの板のように溶接した後、なだらかな曲面を作るために鈑金しました。

小さい鉄板を一つひとつ、溶接にてつなぎ合わせた鈑金した状態。


これにより大きい鉄板では出せなかった綺麗なフェンダーラインを出すことに成功しました!

前と後ろで流れるようなフェンダーラインを形作っています!


そして、この状態のままでは凸凹が目立ってしまうので

金ヤスリで丁寧に表面をなめらかにしていきます。



この後パテを塗っていくのですが、盛りすぎると紫外線やエンジンの熱などによって表面にヒビが入ってしまう場合があります。ですので、できる限り薄く厚みを持たせないようにしたのです。文章で書くと簡単そうに聞こえるかもしれませんが、けっこう苦労したんですよ

(^-^;


ちなみにこのエアロも当社オリジナル!

フロントバンパーにはめ込める仕様です!

通常のSVXに比べ少しだけ高さがあるので、前から見た時に車高が少し低く見えるんですよ。

ノスタルジック2daysに展示した隣のシルバーとエアロの形が違うのがお分かりいただけるでしょうか?

さらにリアフェンダー部分をワイドにしボディー下部は10㎝ほど外に広げています。

車全体でみると30mmほど横幅が大きくなっています。

広げたフェンダー部分

こちらから見た方が分かりやすいですかね。


これにより本体に対してワイドタイヤをキレイに収納することができるようになりました!


そして、タイヤ切込み部分をフェンダー上部まで高くしたため、かなり幅の広いタイヤまで入れることができるようになっています!

ちなみにノスタルジック2DAYSの写真には265サイズのタイヤが入っていますよ(^^!



ちょっと長くなってきたので次回に続きます!!!!


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