【入院7日目】熱性けいれん重積〜情報〜
この病気自体は、
遺伝により引き継がれる事が多いと聞いていた。
よくよく家族の話を聴くと、
すこぶる元気な妻も、小さい時は
けいれんを起こした事がある事がわかった。
本日は、ガイドラインなどから
熱性けいれん重積の情報についておさらい
⭐︎熱性けいれんの再発し得る条件
として挙げられるのは4つ
①両親いずれかの熱性けいれん家族歴
②1歳未満の発症
③短時間の発熱-発作間隔(だいたい1時間以内)
④発作のときの体温が39℃以下
これらのうちのどれかの条件を持っていた場合、
再発する確率は2倍以上になってしまう
⭐︎熱性けいれん(febrile seizure)
生後6カ月から60ケ月(5歳)までの
幼児期に起こる病気。
38℃以上の高熱を出した子供が起こすけいれんの事。けいれんを伴わないものも含まれる。
⭐︎熱性けいれん重積状態とは、
熱性けいれんにおいて長時間持続する発作、もしくは複数の発作が起こっている間に脳機能が回復しないもの
熱性けいれんのガイドライン2015年版では
一般的に30分以上持続する熱性けいれんと定義されていた持続時間を5分以上持続している場合に薬物治療開始を考慮するべき熱性けいれん重積状態としている。
【熱性けいれん時 やってはいけない2つの行動】
①大声で呼びかけたり
体を揺さぶったりしないで
→刺激となってけいれんが長引いてしまう
②熱性けいれんの場合は、
舌を噛むようなことはしないので、
口の中に舌をかまないようにと
モノを入れない
→気道確保のため嘔吐物は吐き出させ
横向きで寝かしてあげる
この2点は大事です。
白目をむいて震える姿は見ていてつらいですが、
大声で呼びかけたり、取り乱して大声をあげてしまわぬように、事例を知り、冷静な対処が必要。
【救急車を呼ばなければならない場合】
発作が5分以上続く、または発作が治まったものの意識の戻りが悪かったり顔色がひどく悪い場合
この場合は必ず救急車を呼ぶ。
熱性けいれんガイドライン2015 一部引用
けいしゅけブログ薬局さん一部引用
https://keisyuke-blogyakkyoku.xyz/nesseikeiren
片手の点滴が外れ、
けいれんどめの点滴も3分の1ずつ
段階的に減らして行けるようになった。
同時に、口からの食事も完全解禁になりました。
22時00分
寝る前の2時間、歯磨き、耳掻き、オシッコ4回、ウンチ1回、ママへの電話など
彼女の思いつく今やれる事は全て行い
安心して眠りにつきました…