価格
2018.03.01 22:20
おはようございます。
食のセレクトショップ&カフェ テマヒマ
ただいま準備中!
プロデューサー、バイヤーの太田準です。
テマヒマでは食に関連する
古書の販売も予定しています。
タイトル写真はテマヒマでも扱う予定の
永六輔さんの職人という本ですが
そこで紹介されている
河井寛次郎さんとのエピソードが好きです。
(ブログの内容と関係ないですが河井寛次郎記念館)
永六輔さんが河井寛次郎さんと歩いていて、
ある蕎麦猪口を見ていいなと。
寛次郎さんに
いくらだったら買う?
と聞かれて
1万円 って答えて
お店の人に聞いたら実は500円で
お店の人にそのまま500円払ったら
寛次郎さんにえらい怒られて
1万円で買いなさい と。
仕事に対して、
自分で評価して
その価値の対価として支払うべき
というメッセージ。
実際には、価格は、
需給バランスだったり、
原価から決まったりするにせよ。
新刊書は定価が決まってるのに対して
その状態の差もあり、
古書は店毎に価格は結構マチマチなので
面白い世界だなぁと思います。
お店で見てネットで買うショールーミング。
ネットで検索したら
最も安く買うことも出来るだろうけど、
その商品とそこで出会えた偶然も含めて
価格と考えるとかってどうでしょう?
ところで、テマヒマで扱う予定の
この職人って本、
食に関連する本では•••
ないですね汗。