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Amcron /CROWN D-150A レビュー 「JBL 4311が神の領域に、音の固まりがそのまま岩のように飛んでくる」

2018.02.23 07:57

パワーアンプを替えた。CROWN のD-150A。これは、調べると80年代か70年代のアンプでしょうか。当時の値段で26万近くしたみたいだ。これが現在だと格安で買える。

使っていたDENON1500REより安い。パワーアンプに求めるものはそのままパワーだ!!

音質など関係がない、パワーが欲しかった。


ステレオパワーアンプ CROWN D-150A

連続出力(最低補償値)

stereo:80W+80W(8Ω)

mono:160W(16Ω)

周波数特性 DC〜20kHz ±0.1dB(1W出力時)

高調波歪率 0.001%以下(20Hz〜400Hz)

ダンピングファクター 400以上(DC〜400Hz)

入力感度/インピーダンス 1.19V±2%(定格出力時)/25kΩ±30%

SN比 110dB(20Hz〜20kHz)

その他 パワーインジケーター

IOCインジケーター

電源 AC100V、50Hz/60Hz

消費電力 250W(定格出力時)

外形寸法 幅483×高さ133×奥行222mm

重量 11.4kg



トランスを使って100Vから120Vにした。

中高音はMcIntosh MC240からJBL 2445Jホーンドライバー、そしてJBL 4311にD150Aを繋いぐ。

何日か聴いていたが、低域のキレが抜群に違う。JBLを余裕で鳴らしまくる。

太い低域、粒立ち、馬力と安定感、押し出しが強く弾む低音スピード感、まさに怪物だ。

低域の量こそ少ないが制動力が凄い。スピーカが喜んでいるのが分かる。

今まではポテンシャルを隠しながら音を出していたのだろう。

ドカドカなるタイプではなく、ボーン、ボーンがボン、ボン、はい次〜ボンボン〜〜といった感じの音だ。キレが良くなり、静寂感、空気感も強く感じるようになった。

70、80年代のアンプとは思えない。音質は、味付けのない音だ。

音量を上げれば上げるほど能力が発揮される。30センチウーファーでの小音量ではアンプの違いはなかなか分からないのではないでしょうか。

ボリュームを徐々に上げて行くとホーンドライバーの中高音の強さに低音が徐々に追いつきバランスが一気に良くなり迫力の音が出てくる。

音がそのまま飛んでくる。避けたくなるほどの音圧だ!!

ロックを鳴らせば必ずその期待に応えてくれる。

JAZZを鳴らせばウッドベースからブルンブルンキレの良い低音が響く。

時に恐ろしい切れ味で弦の音が響く。

コイツはすげえーーーチュッパチャップス!!思わず叫んでしまった。


D150Aに繋いだ4311から出てくる中高音は、低音と違い、優しい刺激のない音で安心する音だ。

真空管プリアンプを通している事で、ニュートラルな音色のD150Aから

真空管の味わい深い響きとコクのある音が宙を舞う。

Counterpoint SA-3.1、CROWN D-150A、McIntosh MC240、FOSTEX T925スーパーツイーターこの4つが混じり合った時

時に恐ろしく感じる様な絶妙なハーモニーを奏でる、バラードをかければ、泣いている赤ん坊は泣きやむだろう!!吠えている犬がいれば一瞬で失神。立っている人間が聴いたらそのまま立って失神。

ロックを爆音でかければ隣の家のおばさんが踊りだすのではないだろうか。

空飛ぶ鳥があまりの凄さに失神して降ってくるだろう。

あなたは体験したことがあるだろうか?

音の固まりがそのまま岩のように飛んでくる音を。

オーディオに正解など無いのだ。人になんて言われようが、自分の好きな音を追求していく

のが楽しいのではないだろうか。