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紫貴あき:夢を叶えるブログ

【2次試験】闇雲に飲まない

2022.09.16 06:44

ただ闇雲にワインを飲んでも合格には近づけません。作戦を練って飲みましょう。


1. どんなワインが出ているか知る

やはり6大品種が中心なのです。

シャルドネに至っては1999年から2021年までの23年間の間で、出なかった年はたったの3回で、ほぼ毎年いずれかの呼称試験で出題されてきました。これは、ソムリエ協会のからの「一般呼称ではシャルドネをちゃんと勉強しておいてくださいね」というメッセージに受け止めることができるでしょう。

黒ブドウ品種はシラー/シラーズが14回、カベルネが13回で僅差です。間違えやすいブドウ品種だからこそ、良く出題されているのでしょう。


2. どんな言葉が選ばれているのか知る

過去に実施した試験の模範解答が、ソムリエ協会の会員サイトでアップされています。そちらをDLして、選ばれている言葉を研究しましょう。(今年、会員になった方は、昨年のものは見えないと報告が入っています。スクールの講師などにお願いして見せてもらうといいでしょう)


3.コメントのフォーマットを覚える

受講生が苦手とするブドウ品種に下記の2つの組み合わせがあります

・リースリング/ソーヴィニヨン・ブラン

・カベルネ・ソーヴィニヨン/シラー(シラーズ)

  

しかし、これらの品種は似ているからこそ、コメントはほぼ同じです。

何よりも試験ですから、限られた言葉の中から、解答を作ろうとすると使われる言葉というのは、おのずと限られてくるものなのです。

・軽めの白(余裕があればアロマティックとノンアロマティックに分ける)

・重めの白

・軽めの赤

・重めの赤

・熟成した赤

コメントのフォーマットはだいたいこの5つに分けられます。

「軽めの白」だったらどんなコメントになるか…典型的なコメントを作ってみててください。自分で作れない人は、過去のオフィシャルの解答や、講師の模範解答を参考にされたら良いでしょう。


だいたいのフォーマットができたら、少しずつ型を覚えていきましょう。お風呂に入っているときや、移動時間、隙間を見つけては諳んじてみて、コメントが言えるか確認してみてください。少し厳しい方ですが、本番、何を選ぼうかな…という感じでは合格できないと思います。「軽めの白だったらこう選ぶ!」とあらかじめ準備しておきましょう。