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心城院 〜江戸三十三観音 七番札所〜 Sinjyo-in Temple

2018.02.24 04:00

本尊:十一面観世音菩薩

観世音菩薩は「広大無辺な慈悲心により、自由自在に世の中の音を観ずるほとけさま」とされ、あらゆる仏さまの中でも最も慈悲深い仏さまの一つ。あらゆるものを平等に観ずる清らかな観音さまの心は、ときに私たちの苦しみを除き、ときに楽を与えてくださいます。 ことらの観音さまは、十一面観音さまです。1尺(約30センチ)のお像で、慈覚大師円仁作と伝えられております。十一面観音さまは聖天さまの本地仏(本体)であり、どこの聖天さまも十一面観音さまと必ず一緒に祀られています。

天台宗 柳井堂(りゅうせいどう)心城院 (通称 湯島聖天:ゆしましょうでん)

元々、湯島天神の別当寺であった天台宗喜見院の「宝珠弁財天堂」。元禄7(1694)年、喜見院第三世・宥海大僧都が、道真公とご縁の深い歓喜天(聖天さま)を弁財天堂に奉安したのが開基で、尊像は比叡山から勧請した慈覚大師円仁作

江戸名水「柳の井」があることから、「柳井堂(りゅうせいどう)心城院」と称されている。 江戸時代の文献『江戸砂子』・『御府内備考』などに「この井は名水にして女の髪を洗えば如何ように結ばれた髪も、はらはらほぐれ垢落ちる。気晴れて、風新柳の髪をけずると云う心にて、柳の井と名付けたり」と記されている。 「柳の井」は古来より水枯れもなく、数滴髪に撫でれば水が垢を落とすが如く、髪も心も清浄になり降りかかる厄難を拂ってくれると伝えられています。この霊水の美髪・厄除けのご利益を求め、日々参拝者が訪れています。


<アクセス>

東京都文京区湯島3-32-4