Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

三代目❤夢小説 『直己編①』

2018.02.24 09:00

あの人との出逢いは偶然だった…





「足…どうかされましたか?」




浴衣を着流した長身の男性が私に声をかけた




京都・太秦の竹林




役者さんかしら?




「鼻緒が切れて…足を挫いたようです」




私は笹の葉模様の浴衣を着ている




「お近くにお住まいですか?」




その男性は、切れ長の目で私を見た




「ええ…この竹林を抜けた所です」




「お送りしましょう」




そう言って彼は私に軽く微笑みかけた。




目の奥に優しい光が見えた…






つづく





夢小説です。

ヒロインに名前はありません。

ヒロインになった気分で読んでみて下さい。