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江戸町巡り

【小石川②】高田四ツ家町

2018.02.24 15:27

町名:高田四ツ家町

読み方:たかだよつやちょう Takada-Yotsuyachō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1869(明治2)年

冠称:「高田」

後身:高田老松町関口台町

現町名:文京区目白台一丁目

概要:一般的には「小石川村のうちに百姓町屋が起立され、1745(延享2)年に町奉行支配となる」とあるが、西の方は下高田村に跨っていた。

『雜司ケ谷音羽繪圖 : 嘉永新鐫』では、目白通りの目白台三丁目交差点の南に「高田四ツヤ町」、目白台二丁目交差点の南西に「高田四家町」、高田一丁目交差点方面に向かって「四家町」、「四家丁間宮万作」等とある。

『大江戸今昔めぐり』では、目白通りの目白台三丁目交差点の南に「高田四家町宗参寺領」、高田一丁目交差点の付近に「高田四家町蓮華寺領」、「高田四家町宗参寺領」、さらに目白警察署辺りに「高田四家町済松寺領」とある。

この近辺にかかわらず、江戸境に当たる部分はまともな資料が残っていないので難儀する。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、高田老松町関口台町に編入となり消滅。なお、目白台二丁目交差点より西は北豊島の高田四ツ家町を参照のこと。

撮影場所:高田四ツ家町

撮影地:文京区目白台一丁目23番8号(文京目白台一郵便局)

関口大泉寺門前町 長久寺町