ポンジスキームとモノなしマルチ
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今回はポンジスキームとモノなしマルチについて説明できればと思います。
まず、このお話の前に自殺された女性の方のご冥福をお祈りいたします。
ポンジスキームとは
ポンジスキームって何のことか説明しますと、投資詐欺の1つで出資したお金を運用してその利益を出資者に還元する方法と言ったものです。
よくあるケースだと、最初の3ヶ月は配当は貰えたけど4ヶ月以降は配当がないケースです。
その場合は大体が持ち逃げされています。
ポンジスキームの条件
これからポンジスキームに引っかからないために「この話が出てきたら注意してね」という内容について説明していきます。
高利回りを謳う
ポンジスキームに関しては高利回りを謳っているケースがございます。
例えば、今回亡くなられた方が入っていたジュビリーエースや給付金詐欺のマイニングエクスプレスに関してはポンジスキームに該当すると考えられます。
一言で言うと、資金を多く渡して利回りが年30%オーバーもしくは月3%の利回りを渡す内容でした。
勧誘して成功したら1%プラスで利回りが付きますよって言った内容です。
金銭貸借契約で投資家を募集
仮想通貨などの金融商品金銭貸借契約で取り交わすことで「元本は保証されます」といった内容です。
投資に関しては元本確保はありますが、元本保証ってありませんし、金融機関以外が元本保証というと出資法第1条の出資金受入れの制限に違反します。
これが知らないといった言い訳しても、許される行為ではありません。
数十万円から投資が可能
数十万円という案件はほとんどですが、配当がもらえることで安心してまた出資金を出すといったことになるため被害額が膨大になります。
ポンジスキームについて説明しましたが、投資には元本確保はありますが、元本保証はないこと、投資をするのであれば不動産といった高額なものは別ですが、仮想通貨などの金融商品に借入して投資することは絶対にしないことです。
まとめ
ポンジ・スキームについて説明しましたが、ポンジスキームに関しては怪しいと思ったら相手に質問をしないこと、理由としては「詐欺ですかというと詐欺ではない」といい返されるのがオチです。
例えると志村けんさんみたいに「そうです。私が変なおじさんです。」って感じのことは言いません。