Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

府中・国分寺市 鍼灸院「そとやまのはり おきゅう」| 痛み、痺れ、自律神経の乱れによる不調の改善

妊娠中の炎症は胎児に影響が...?

2022.09.19 03:24

皆様こんにちは、いつもお世話になっております。


前回は月のエネルギーと妊活についてをほんの少し書きました。


その中で、炎症のコントロールが大事という事に触れましたが、今回はなぜそれが大事なのかを簡単に触れていきたいと思います。


炎症は体の中の火事。(というイメージだとわかりやすいかと)


この火事はウィルスや雑菌などの異物が入ってきた時、打撲などの外傷時、アレルギーなど、様々な場面で発生します。


異物の排除、怪我の修復を促進したり、ほとんどが人体においては必要な作用でもあります。


しかし、時に自分で自分を傷つけてしまう事によって火事が発生したり、必要以上に長引いてしまう事があります。


このケースとしてよく見かけるのが、ストレスや自己免疫疾患です。

(今回は自己免疫疾患の詳しいお話は保留にします)


我慢のしすぎ、逃げたいけど逃げられないなど、そういったストレスフルな状態が続く事で、脳内を含めて体の中で微弱な火事が発生します。


それをそのままにしておくと、広がって、様々な痛みや不調に繋がります。


そしてここで前回触れた妊活中からのコントロールが大切というポイントに戻ります。


まだマウスでの実験レベルですが、妊娠中に母体で炎症が起きていると、胎児の脳の神経細胞に影響して、発達障害や統合失調症に特異的な社会性の低下に関わっている可能性が示されました。


まだ人間での確定情報ではありませんが、人間でも同様の事が起きて、胎児の脳にダメージが及ぶ可能性は十分に考えられると予想できます。


その為、妊活中から、もっといえばその前段階から、しっかりと体調やストレスコントロールを習慣にする事が重要と言えると思います。


少数の事例しかありませんが、私のところにも母子共にご相談があります。


母親が妊娠中から多大なストレスを抱えていた事での影響か、お子さんも体が弱く、鬱病やパニック障害が発生しやすい状態になっております。

(もちろん後天的な要因の可能性もありますが)


そして驚いたのが、妊娠中に経験した母親の恐怖体験を胎児が共有していたと考えられる事例もありました。


子供のカウンセリング中に、経験した事がないのにその記憶があり、今でもずっと怖いというお話がありました。


その後、母親より妊娠中のとある体験の事を聴きましたが、その体験と子供の記憶が一致していたのです。


その子供の恐れと潜在意識はシータヒーリングで書き換えを試みて、幸いな事に今のところ恐れとして感じる事がなくなった為成功したと思われますが、なんとも驚きの出来事でした。


炎症は食べ物やストレスなど様々な要因で発生しますが、これから妊活される方、現在妊娠中の方は、ぜひコントロールにお気をつけください。

(妊娠に限らず、ですけどね)


では今回はここまで。


お読みくださいましてありがとうございます^ ^