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光の世界の革職人 摩弥

奈良、法隆寺。

2022.09.22 23:08

前日の玉置神社は土砂降りでしたが、奈良市内は快晴。

今回の芸術祭は法隆寺にある”聖徳院”にて開催されました。

会場に入る前に重要文化財である仏像たちを観ていたのですが、これが良かったのか悪かったのか・・。

国宝である仏像

日本の宝

重要文化財


法隆寺といえば『百済観音』



百済観音の前に来たら急に今回の芸術祭の事の重大さを認識し、

私如きの作品がこんな立派な所で展示されてる事に怖気付き、

恥ずかしくて、恐れ多くて、身の程知らずだったと百済観音の前で泣いてしまいました。




聖徳院までの足取りは重く、帰りたい衝動に駆られましたが、覚悟を決めていざ出陣。

聖徳院に到着し会場入り口に立ったら

なんと!正面に私の作品が展示されてるではありませんか!!


これは私の担当者であるTさんの配慮によるものだそうです。

彼が会場のセッティングの際に私の作品を「一番目立つ所に飾りたくて、この場所を選びました!」と仰ってました。



素晴らしい作品たちと比べたら私の作品は地味です。

私が訴えたいもの、私が訴えたい形、メッセージはこの表現方法となってしまいます。

【静と動】

百済観音の“静“のエネルギーと龍神の“動“のエネルギーを表現。

これは私たち人間の中にあるエネルギーです。


周りに影響されず、愛に溢れ、凛として、静寂な世界が崩れないエネルギーと

消える事のない熱い想いと行動力で自分とみんなを護ろうとするエネルギー。



目立たなくて良い。目立たないけど力強さはある。

多くを語る事はしないけど自分の中にしっかりとした意志がある。

必要な時にそんな“静と動“のエネルギーを使い分ける。



これは私自身を表現してる作品でもあります。


Tさんからは法隆寺の御朱印帳をプレゼントでいただきました。

私の手元に戻ってくるのは11月頃だそうです。



この経験は私の家宝となりましたし、冥土の土産にします。

それくらい貴重な経験となりました。



今回の芸術祭は正岡子規のご子息である正岡明氏によるもので正岡氏からお声掛け頂きました。


そして私を引っ張り上げて下さったTさんは数年前に私の作品を世界進出させてくれました。

龍神は日本に留まらず、世界に私を連れていってくれてます。


素晴らしい才能をお持ちの芸術家の方が沢山いる中で私1人では到底上り詰める事ができないステージでの経験をさせてくださる事は職人冥利に尽きます。


感謝してもしきれません。ありがとうございます。


しかし今後は暫く芸術祭には出ません。




やはり作品を創るにあたり、精神力が必要です。

そして気持ち良く参加したい。


芸術祭に関わる事は芸術家であればお金には変えられないもの。



気持ち良く参加出来る環境が整った時にまた関わりたいなと思います。


それまで暫くお休みします。





※著作権によりこれらの写真を無断で使用する事は禁止いたします。

今回で奈良旅の記録は終わりです。

お付き合いくださいましてありがとうございました。