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MAM

2018.02.25 14:15

MAM

材料を発掘する作業は、リサイクルショップでレコードをdigしている時の高揚感にも似ており、旅先の木にひっかかっていた闘鶏マガジンを拾ったり、その行為は材料ハントという言葉にも置き換えれるかもしれない。

その時の興奮は、これは、使える!これは、好みのカケラだ!みたいな。

人から見たら、ゴミみたいなものが宝に感じる。

ある時は、バンコクの路上でホームレスのおじさんが拾って来た木の鶏や人形を絶妙なセンスで毎回フォーメーションを変えて売っていた。まるでインスタレーションのような光景だった。

偶然の出会い。偶然の興奮!

「これは、ゴミですか?もらってもいいですか?」のタイ語を覚えた時は、恥ずかしいとかはなく、ただただこれは、逃しては行けない!みたいな興奮で交渉した。

なので、最近の作品には、ひとつひとつ材料との出会いにストーリーがある。それがきっかけで作品を作る事も多い。

ヴィンテージな紙は、驚くところで発掘される。金太郎人形の背景の金銀の紙を剥がしてみると、中に接着剤か防虫剤のような匂いの結晶が。そしておもむろに、半年前に試作した、ボトルでdrawing.乾くと謎なシミが不思議な効果を産んでいた。