バスで運賃詐欺に遭いかけたお話
どうも、口内炎恐怖症のHaruです。
さて、今回はチェコでバス運賃詐欺の被害に遭い掛けたよーって話をプラハの交通事情も多少絡めながら書いていきたいと思います。
まず前提として皆さんに知っていてもらいたいのはプラハ内の公共交通機関チケットは全て統一されているということ。これは時間制で、30分だの60分だの種類はあれど時間内なら鉄道もメトロもトラムもバスも全部乗り放題ってやつですね。ちなみに時間が長くなるとカード型になり、僕は10か月分のカードを持っています。
さて、ここまで皆さんが理解してくれたところでいよいよ本題に入りましょう。僕はその日友達とお好み焼きを食べに行く約束をしており、集合場所まで行くのにはバスを利用する予定でした。が、いつも通り座席に座っていると運転手さんが急にバスを停車させて僕を呼ぶんです。「お前ちょっとこっち来い。」と。当然のことながら僕はやましいことなんて何もしてないので、怪訝に思いながらも言われた通り運転席の横まで行きました。するとあのくそ運転手、ここにもっぺんカードをタッチしてみいって精算機を指差しながら僕に命令しやがる。さすがに、は?と口に出しそうになりましたがそこは日本人、なんとか耐えきりカードを所定の場所にタッチします。「ポン。」え?ランプが赤になりました。ありえない、赤はエラーや残高不足の時に点灯する色のはず。しかし何度タッチしても結果は赤。嘘だろ、乗る時はすんなり緑になって通れたのに。さらに運転手は勝ち誇ったような顔でクレジットが足りてねえんだよ早く金払えなんて言ってくる。いやおかしくね?俺が持ってるカードって日本でいうところの定期券みたいなもんなんですけど。クレジットとかなくね?でも大した金額じゃないし他の乗客の目も痛いので払っとくのが得策かななんて思いつつ財布を開くと1000コルナ紙幣しかありません。やらかした、小銭がない。しぶしぶ1000コルナを出す僕ですが、運転手に「紙幣は使えない、コインはないのか。」って突っ返される。ねーわ。そしたら舌打ちした後に、「次乗った時払えや。」で解放してくれました。
ちなみに家帰った後、ファミリーにこのカード期間内にクレジット切れとかで使えなくなることあるの?って聞いてみたんですが、クレジット切れ?そんなのないよとのことでした。やっぱり詐欺だったんだと思います、大袈裟ですけど。
皆さんも海外で公共交通機関を利用するときはぼったくられないよう十分に気を付けてくださいね!