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688 拝啓 社内報担当者

2022.09.21 09:29

「わが社は外部委託してるから」

「社内報はもうやめたよ」

「うちは紙ではなく、PDFやね」


社内報を問うと、まあ、いろんな声が聞こえてきそうです。


昭和の時代、かつて企業には必ずあった社内報も、今は希少種なのかもしれません。


私は父の造船所社内報を見て育ちました。造船ニッポンの絶頂期でした。


令和の社内報担当者様につながるか分かりませんが、私の経験を発信します。


私は食品会社に約4年勤め、社内報を担当しました。実質、1人で作りました。そこで、元新聞記者の力を存分に発揮できたと感じています。


社内報を担当すると、会社の全部署の皆様と仲良くなれます。事務屋であろうが、製造工場を担当する製造部であろうが、ひとの取材で大変お世話になりました。


企業は外向けには費用も投下するのですが、社内向けは軽視しがち。


しかし、本来、社外、社内どちらも大事なんです。


社内報づくりを通して、いろんな人への接し方を学びました。


ヒンカン(品質管理)なんて、当時42歳にして、初めて知りました。


社内報を担当する皆様は徹底して各部署を足で回ってください。職場の本音を聞いてみてください。聞き役です。


そこに、事業活性化のヒントがあるかもしれません。


人への切り込み方は、転職した新たな職場でも生かすことができますよ。


以上


ブログを読んでくださり、本当にありがとうございました。