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障がい者家族の会 神戸 紬(つむぎ)当事者と家族のためのコミュニティ

国連からの日本へお叱りについて私の考え…

2022.09.21 11:06

えらい言われようでした…

関わりのある方々みんながえぇ!といろんな意見感情を持たれたことでしょう…


障害児が分けられて教育されていることに対しても指摘されました。


インクルーシブ教育、グループホームの生活形態、精神疾患等の無期限の入院措置。


まず、一番に考えてほしいのはそこ自体をどうこうではなく、障がい者が社会で健常の方々と変わりなく生活できる社会がまず今はないということ。


だから教育をわけるな!


と言われる方もいますが、学ぶ内容こそがまず違うのです。


一緒に学ぶべき点ももちろんありますが、社会に適応でき、皆と変わらぬように生きていけるように、自立できるようになるために、たくさんの方々の力を素直に受け入れられるように、困った時に助けてが言える人になるために、仕事、生活をするためにたくさんの我慢や工夫がいること、いろんなことを支援学級や支援学校で学びます。

そして、さまざまな特性に合った就労に進みます。

日本の障害に対しての捉え方も年々変わろうとはしています。


もちろん、海外のように障害を障害と捉えない考え方は素晴らしく、人と人とが助け合える社会を目指しているのも事実で心からそうなる社会を願っていますが、今の日本ではまだまだその準備ができていません。

なのに、目先のところばかりを指摘して変えてもダメなのです。

余計に当事者達は行き場がなくなり、社会を乗り越えていける力がつけられずに、適応できず辛い思いをします。

この今の仕組みが崩れてしまってはどうしようもなくなる家族がどれほどいることか…


実際、今神戸市では以前までは手帳取得し療育的支援が受けられた子供達が手帳がもらえず受けられなくなってきている現実もあります。

この多くの子ども達は、学校にすらまともに行けない子供も多くなっています。

療育手帳がなければ、いくら診断名があっても、生活に困難があっても、このまんまでは今後社会生活を送るのが難しくなることが想定されていても、療育手帳がなければ支援学校に入れてもらえません。

他にもたくさんいろんなお話あります。

その子達を救う道すら準備していないのにこのような状況なのです。

そのご家族がどれほどの思いと状況なのか…


経済的な問題も解決しませんし、支援も整いません。障害のある子が親がいなくなったら誰がまたどこに住むのかここも非常に重要です。

だからこそ、グループホームの需要は高いのです。

たくさんの方々の支援を受けながら社会生活を楽しく送っています。

施設は、親にとって踏み出すには大きな勇気も必要ですが、親亡き後を支えるためにも必要不可欠なものです。

だからこそ安心して旅立てるのです。

ですが、それですら数が足りていないのも現実です。

今はグループホームもさまざまな形のところがあります。大人数や少人数、スタッフとの関わる距離感、本人に合わせた環境確保が可能な時代になりました。


精神疾患等の長期入院措置に関しても、24時間365日支援される環境は病院以外では難しいのも現実で、入院が必要なレベルの状態の方を自宅に戻すとどうなるのかみなさんはわかるでしょうか?

ご両親が高齢の場合もあります。ここも施設とかぶってくるところでもありますが…

暴れてどうしようもなく、退院して帰ってきても見る人がいなかったり、周り近所に迷惑行為を行ったり、命の危険を及ぼすこともあります。

ご両親に暴力を振るっていたり、幻覚幻聴で辛い思いをしていたり…

どうしようもない状況の人もいます。ほんといろんなケースがあります。

短期の入院では治りません。長期的な医療を施す必要もあります。行き場のない人もいます。

早期退院でそこを支えるだけの社会の仕組みがまだありません。


紬ではさまざまなケースの相談がありますが、日本の今の現状と実際の当事者達の現状、海外からの指摘、全てにおいて等しくはないのです。

そして、大きな課題が常にあります。


みなが平等に生きれる社会が作れるようになるためにも当事者やその家族がどれだけ受け入れ社会に適応できる力をつけていきみなさんの力になり受け入れてもらえるように努力することもまた必要です。

その上で、さまざまな支援を充実させていき、みなさんと変わらぬように共に生きていけること、助け合う社会が当たり前にあることができる社会を目指さねばならんのです(^^)

飛び級してもどこかで苦しむ人がいるならそれは平等ではない(^^)