MBAと中小企業診断士どっちが良い??
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
今回はファイナンシャルプランナーとしてお金や資産運用だけの記事ではないですが、今回はMBAと中小企業診断士は取得するならどっちがいいのか?説明できればと思います。
MBAって何??
MBAはMaster of Business Administrationの略で日本語で言うと経営学修士もしくは経営管理学修士と呼ばれる学位で、欧米では経営幹部への登竜門の1つと言われています。
国内でMBA取得を考えている人にとっては中小企業診断士を比較する人も多いでしょう。
比較理由として国内MBAと中小企業診断士って習う内容が被る部分もあるかと思います。
今回はMBAと中小企業診断士の費用面について説明していきます。
まず、結論は私は国内MBAを取得することをお薦めします。
費用面では中小企業診断士??
MBAと中小企業診断士の比較を費用面から説明していきます。
まずMBAを取得するとなると修士となりますので、大学院への進学が必須となります。
私も経歴の通り国内MBAを取得をしていますが、費用面としては中小企業診断士を取得するという方法が費用が少なく済むというところがMBAより勝るポイントといえます。
中小企業診断士は独学で取得可能な面や通信教育を使って取得する方法そして資格の学校で取得する方法があります。
独学や通信教育で取得するといった方法もあるので費用を抑えることができるのが中小企業診断士の魅力といえます。
それに対して国内MBAは大学院に進学するが前提となるので、費用面では多額になってきます。
国内MBAの場合、学費の相場として、100万円代から高い場合300万円後半と言われています。
費用面では中小企業診断士の方が小さく済みます。
MBAと中小企業診断士どっちがお薦め??
費用面について説明をしましたが、私としてはMBAを取得する方をお薦めします。
理由として中小企業診断士と比較すると人脈形成が必然的にできるといったところが1つです。
理由は、大学院に進学する人は、大学からすぐ大学院に進学するケースより、社会経験を2年~3年してから大学院に進学する人がほとんどで、いろんな業種の方と携われる環境が在学時からあるといったことが1つです。
最近では、医師や歯科医師そして看護師などの医療従事者といった方も増えています。
そのため異業種とのコラボレーションができる点があります。
その他にも、MBAは実務的なものが中心となるので、どうしたらいいのかがわかる可能性もあるといった面があります。
「学歴がないけどどうなの??」という方も多いと思いますが、その場合は学歴についても書いていきます。
MBAの学歴は大学行くが前提なのか??学歴がない場合はどうする??
MBAは学歴は一つの材料なのですべての学生が大卒というわけではございません。
学歴がない場合はどうなるのと思う人も多いかもしれませんが、入学に関しても大卒は絶対ってわけでなく最近では高卒、専門卒や短大卒で入学できる大学院もございます。
福岡に居るMBAホルダーの集まりで北九州市立大学ビジネススクールの人がいましたが、北九州市立大学ビジネススクールの場合は高卒の人も居ると言われています。
もし学歴が不安であっても放送大学などの通信制の大学に通って大学院に入学することも可能です。
MBAではないですが、元プロ野球選手の桑田真澄さんやロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも大学院を修了しております。
大学から大学院に進学することも可能かというと現実可能ですが、枠が社会人枠より小さい点は考慮した方が良いでしょう。
中卒であっても高卒認定試験に合格すれば大学院へ進学も可能になってきますので、MBA取得の道も開かれてきます。
私も実務経験なしで進学しています。
国内MBAで使える奨学金や給付金
MBAで使える給付金はハローワークの教育訓練給付金の専門実践教育訓練給付金や奨学金が使うことが可能です。
専門実践教育訓練給付金
厚生労働省によると「専門実践教育訓練給付金の支給対象者は、次の1または2に該当し、厚生労働大臣が指定する専門実践教育訓練講座を修了する見込みで受講している方と修了した方」となります。
要件に関しては以下のURLに掲載されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197058.html
給付額に関してはグロービズ経営大学院であれば最大112万円となりますので、大学院によって違ってくるということになります。
奨学金
奨学金に関しては日本学生支援機構の奨学金を活用する方法と大学院から出ている奨学金がございます。
日本学生支援機構の奨学金に関しては無利子のものと利子があるものの2つございます。
大学院の奨学金は早稲田大学の場合、WBS奨学金やその他私立大学の独自の奨学金があります。
その他
奨学金以外であれば金融機関の教育ローンを活用する方法もございます。
まとめ
MBAと中小企業診断士を比較しましたが、海外MBAの比較ではないですが、中小企業診断士
は費用が安いといったメリットがありますが、国内MBAは人脈の形成が必然的かつ学術的でなく実務的に学べる点は魅力といえます。
MBA取得をお薦めしてますが、国内MBAであれば、中小企業診断士でMBAの先取り学習をして取得して行き、大学院生活を充実させるのも1つです。
もし国際経済や経営と実務を両立させたいそして資金的に比較的に余裕があるのであれば、海外MBA への挑戦がお薦めです。