第53回理学・作業療法士国家試験

2018.02.26 13:02

やっと国家試験が終わりましたね。


実習が終わり、時間がない中で国試対策や卒論に苦労されたことと思います。

それぞれ思うことはあると思いますが、とにかくお疲れ様でした。


無事にボーダーを超えられた方はおめでとうございます。

残念ながら昨年受けられなかった教え子達からも

続々と嬉しい報告をもらっています。


あきらめないことが必ずいい結果に結びつきます。

厳しい結果に終わった方も是非チャレンジしてください!

療法士は最高の生きがいになるはずですから。


求人の様子も一層慌ただしくなっているようですので

早めに決めておきましょうね!


毎年必ず聞かれるのですが、病院と施設どっちがいいですか?

この質問です。

医療保険と介護保険のどちらがいいですか?ということなのでしょうか。

おそらく、どちらが技術や知識が身につくか。を聞きたいのかなと思っています。

正直、環境なんて関係ないです。

自分自身が療法士として、何がしたいか、何を目指してみたいか。

これが何よりも大切な心構えだと思っています。


自分の目指すところに近づける場所を選ぶことです。

勤務時間なのか、通勤経路、住む場所、研修制度 など。

お金だけじゃない、という人もいますが、給与面も大切な要素です。


理学療法士は将来危うい。

こんなことをここ数年よく聞きます。

養成校が増えて、セラピストが増えて、飽和状態だから?

本当でしょうか?


目指すこともなく、目標も持たず”事に仕える”(仕事する)人が

増えているからではないかと私自身は思っています。


なぜ理学療法士になりたいと思ったか。

憧れたり、尊敬していた人は今でも上を目指して頑張っているはずです。

初心を忘れず、療法士として成長してほしいと思います。


私自身もさらなる高みを目指して日々努力いたします。

必要とされる理学療法士として、人として。