【動物愛護週間特集】高齢者と猫
現在日本は高齢化社会。
そんな背景の中、今日は
『高齢者と猫』についてのお話しです。
どこのボランティア団体さんも
高齢者に対する猫の譲渡は慎重になっています。
子猫を欲しがる高齢者が圧倒的に多い。
果たして、その子をお空におくるまで
きちんと飼育できるのか、、、。
そんな中、会の保護っ子を
『飼うのではなく、預かりボランティア』
の、選択をしてくださった方々のご紹介です。
在宅時間がたっぷりあるKさんご夫妻。
一番不安定な週歳の乳飲み子たち。
愛情たっぷりのお世話をして下さり、、
人間大好き♡な子猫たちに育てて下さっています。
育児ノートもあるんですよ♪
せっかく育てた子猫を手放す事が辛くならないですか?
そんな質問に、、
その子その子に沢山の思い出があります。
自分たちの歳を考えたら、飼う事には踏み切れない。
でも、自分たちでも、育てるお手伝いはできる。
里親さんのもとに行き、幸せに過ごし、
成長した姿を見れる事が
とても嬉しいです。
お父さん、お母さんの二人三脚。
これまで育てた乳飲み子たちは
28匹!現在29匹目を育児中です♡
お父さんのお膝でお昼寝タイム。
外の子に生まれましたが
人の温もり、優しさをいっぱい受けて
育ってます。
高齢者が様々な理由から飼育放棄する子達の大半が高齢猫です。
体調も不安が出始めたりしています。
一匹で大切に育てられていた子たちには
シェルター暮らしは過酷です。
そうでなくても環境の変化に敏感な猫。
こちらに来たばかりは
ご飯も食べません。
他の猫たちにも馴染めないんです。
この子はりゅうちゃん。
シェルターに馴染めず、他の猫も大嫌い。
ケージの中だけが
この子のリラックススペースでした。
そのりゅうちゃんを
『永年預かり』と、いう形で
Sさんにお願いしました。
元々人懐こいりゅうちゃん。
お外も眺められるようになり、、、
好きな場所を自由に動けるように、、
りゅうちゃん
良かったね(*´ー`*)
Sさんより・・・
元気な若猫ちゃんはお付き合いし兼ねる部分がありますがしっとり歳を重ね静かなお付き合いなら可能です。
お世話するよりいただくものばかりです。
窮屈な思いをさせてしまいましたが、
りゅうちゃんは
のんびり穏やかに甘えられる毎日を
手に入れました♡
幸せを繋ぐ・・・
命を繋ぐお手伝いを
ありがとうございます。
高齢者でも、猫に関わり続ける工夫を
会でもしています。
※預かりボランティアとは?
医療費やフード、ケージなどの支援を会で負担致します。 常時、相談にも応じます。
興味がある方がいましたら、お問い合わせ下さい(^-^)