“間違いを恐れず話しましょう!”のワナ
こんばんは!
三島発信、ネイティブのような英語を目指す「ヒルズDIY英会話」青木です。
英語の仕事をしていると、英会話に関してアンテナを張っているせいか、よくこういう声を聞きます。
「間違ってもいいからどんどん英す語を話しましょう」
「文法は気にしないで話しましょう」
「単語を並べれば何とかなるんです」
では質問です!
そういうことをおっしゃる方たちは、
どうやって英語を
上達させるのでしょうか。
間違った英語を話し続けると、
間違いは必ず習慣化されます。
後から直すのは非常に難しくなります。
しかも、間違いを指摘してくれる人はほとんどいません。先生でもあまり指摘してくれないのが現実です。
さらに深刻なのは、
間違った英語を話し続けていると、聞き手が辛くなってきて、話をしてくれる相手を失ってしまう可能性もある。
お金をもらっている英語の先生でさえ、間違いだらけの英語を聞くのに耐えられなくて、
先生の方がひたすら話し続けてしまう
ことがあるそうです。
つまり、相手の人にとって、
“間違いだらけの英語を聞くことは、脳の混乱が伴い、聞き手の負担があまりにも大きすぎる”
ということがわかります。
自分の英語も上達しないし、会話相手にとってもキツイし、なんだか悲劇ですね…。
よく不思議に思うのですが、
数学の問題では、答えが違っていた場合は不正解です。
クラッシックピアノの世界では、楽譜通り弾かなかったら、音が間違っていることになります。
スポーツにはルールがあり、そのルールを守らなければペナルティーを課されます。
でも英語だけは、
間違ってもいいから、ガンガン話そう…と言う方が多く、驚きます💦
では”間違いを恐れない英会話”のワナから脱出するには、どうすれば良いのでしょうか。
それは、
できるだけ早い時期に、大量の
英語をインプットしてしまうこと!
脳に英語の音を大量に記憶させるのです。
やり直し英語を始めたら、とにかくインプット、インプット、インプット。
インプット不足でアウトプットに走ってしまうと、自分で英語を作ってしまうことになり、それが習慣になって、悪い癖ばかりついてしまいます。
長く学習すればするほど、プライドも出てきますので、自分の英語を直すのも、直されるのにも抵抗を感じるようになりますね💦
インプットは、音源と英語スクリプトがあればいつでもどこでもおこなえます。
①音源を聴きながらスクリプトを指でなぞる
②内容を日本語で確認する
③再び①に戻る
④耳が慣れてきたら
アクティブインプットを行う。
エコーイング、シャドーイング、オーバーラッピングなど…。
この繰り返しで、
確実に英語がインプットされます。
そうなると、”正しい英語”が身に付くので、
間違った英語を聞くと、違和感を覚えるようになります。
私は昨日、縁あって、初めてオーストラリア人の方とオンラインで英会話をしました。
正直、始めは相手の英語が聞き取れるかとても不安でしたが(オーストラリアの英語に全く慣れていないので)はじめの1-2分は戸惑ったものの、その後はスムーズに会話を楽しむことができました😊
おそらくそれは、インプット練習のおかげだと確信しています。脳に英語が入っていれば、普段耳にしている英語と発音が異なっても、脳が順応してくれるようなのです。
皆さんもぜひできるだけ早い時期に
インプット練習を始めてください。
自分が興味がある内容なら、楽しく練習ができ、習慣化も早いですよ!
アウトプットの前にインプット!
自分の脳に、英語の音が沢山あればあるほど、間違った英語を話すことが難しくなるのです。
いつもありがとうございます😊