【シンガポールからマラッカ旅行】マラッカ名物・悪趣味トライショーで観光地巡り
宿泊していたThe Majestic Malaccaは、観光の中心地からは少し離れた静かなエリアにありますが、マラッカ観光の中心・オランダ広場まで、徒歩でも15分くらいで行くことができました(子連れだし、私は写真を撮り歩いていたので、初めて歩いた時にはもう少しかかりましたが)。
この日は旧暦の元日に当たる日だったので、ホテルからオランダ広場までの道のほぼ全ての店舗は閉まっていました。
近くの中国寺院にも爆竹のあとが。長距離バス移動で疲れていたので、大晦日の夜は早く寝てしまったけれど、夜通し新年を祝う爆竹があちこちから聞こえてきたので、たまに目が覚めて、また寝る、、の繰り返しの夜でした。
マラッカは、世界遺産の街、かわいいカフェがある街、というイメージを持っていたので、旧正月休業でガラーンとした街は建物の古さもあって廃墟のようでした。普段訪れたら、また全然印象が違うのだと思います。
旧正月は、お店はほぼ休業しているけれど、道は大渋滞。全然動かない観光バスの行列の横を、気を付けながら歩いて抜けて、オランダ広場に到着。
スタダイス、キリスト教会の辺りに出ていたお土産屋さん。安いです。息子はここでポケモンのUNOと、怪しいドラえもんの手動扇風機を買いました。
世界遺産の街にこういうのを造ってしまうのがアジアだなぁと思う。私はこういうアジアの街が好きですが。
マラッカの名物であるらしい、派手派手な悪趣味トライショーがずらりと並んで圧巻でした。
一番多そうなのはキティ、次にアナ雪、ドラえもん、ポケモン、ミニオンズ・・・一台一台デコが違うので、観光客同士で何気にさり気なく争奪戦なのが面白い。
うちは、息子が大好きなドラえもんカーにしました。キツキツだけど、親子3人乗れます。
観光地をぐるりと巡って、MR50(≒S$17 ≒1,500円)。
晴れて暑い日だったので、風を切って走るトライショーはラクラク!涼しくて気持ちが良かった。
最初は笑いが込み上げた悪趣味トライショーも、だんだん見慣れて行きます。
マラッカタワーが見えたり
海軍博物館の巨大な木造船では、トライショーを降りて撮影タイム。ドライバーさん付の観光をすると、家族写真を撮ってもらえるので、旅の記念になります。そうでないと、家に帰って見たら自撮り以外の風景が一緒に写っている家族写真が一枚もなかった…ということもあるので。
マラッカ随一の高級リゾートホテル。ここは中心地にあるので、リゾート感もありながら観光も買物やカフェ巡りも楽しめそう。
また走って、次に停まったのは古い飛行機や電車が展示されている広場。
古い列車は、茶色のほうがイギリス製。機関車トーマスの貨車・アニーとクララベルを思い出す。
シルバーの方は、日本製でした。
隠れたところに、こんな文字が見えるのを、ドライバーさんが教えてくれました。
KISHA SEIZO KAISYA
自分たちのトライショーはどこか探しながら、他の待機中トライショーを眺めて歩く。
だんだん、次に乗るならポケモンかな、女友達との旅だったらキティちゃんがいいな・・・とか考え始めている自分に気付いてハッとする。
クライマックスのサンチャゴ砦のあたりで並んで走るトライショーを見た時には、アルマゲドンとか、アウトレイジとか、並んで歩いてる姿がカッコいい系の映画を見ているような気分に。
オランダ広場に戻って、トライショーツアー終了。なぜか、サンチャゴ砦からの帰り道は、爆音で音楽もかけてくれました。「えー、もっと乗っていたいよ」という息子と同じ気持ちになるくらい、終わるのが惜しかったトライショーツアー。
ムラカ・キリスト教会の中も少しだけ見学。
マラッカ川は、全然違うんだけど、小樽運河を思い出しました。祖母の生まれ故郷・小樽の雪が積もる街をじっくり一人旅して歩いたのは、まだ息子を授かる前、もう10年くらい前になるのだなぁ…。
全然気候も違うけど、小樽を思い出したのは、同じ2月に行ったからかもしれない。その当時は、まだデジタル一眼レフが出始めた頃で、CANONの初代EOS Kissを持って歩いていたら、小樽のあちこちで「何の撮影でいらっしゃったんですか?」と聞かれて、ただの素人ですと言いにくくて申し訳ない気持ちになったことも思い出す。
大賑わいのジョンカー・ストリート。
ここもあまりお店が開いていなくて、歩いていて何となく雰囲気が良さそうなお店でお昼ご飯を食べることにした。
テラス席の雰囲気が良さそうで入ったけれど、ものすごく暑かったので、やっぱりエアコンが効いた室内(と言っても窓が開いているので暑い)へ。
夫は苺シェイク、私はカールスバーグをオーダー。そういえば昔からいつもこの組み合わせ。新婚の20代の頃は、夫にビール、私に苺シェイクを置かれると、店員さんが去ったあとに交換していたけれど、最近ではもう運ばれた時点でビールは私のです、と言っていることに気付く。いけない、そういう可愛らしさは年を取っても必要なんじゃないか…。
息子が食べたミネストローネ。
夫が食べたマリナーラは、今まで食べたことがないくらい甘かった。パスタに生の紫キャベツをトッピングするというのも斬新な盛り付け。
私が食べたマルゲリータピザにはバジルが乗っていなくて、トマトソースとチーズのみ。そして生地がカチカチに硬い。フチの部分の生地は、ビスコッティかと思うくらい、何か浸して食べるスープが必要なくらい硬かった。
歯の詰め物が取れたり割れては困るので、ピザのフチは切って食べ残して、息子の食事を手伝っていたら、気付いたら皿がカラになっていた。いつの間にか、歯が丈夫な夫が完食していてビビる。
そんな食事だったのに、お会計は、ホテルレストラン並みかそれ以上。ちょっと店選びに失敗したなと思うけど、旧正月で他にあまりお店がやっていなかったから仕方がない。
ジョンカー・ストリートは、ナイトマーケットをやっている時間帯に訪れたら、面白いんだろうな。