10月24日開幕!第35回東京国際映画祭ラインナップ発表会に、フェスティバルアンバサダーの橋本愛さんら登壇
©2022 TIFF
◆上映本数も大幅増加、規模を拡大して開催!
9月21日、第35回東京国際映画祭の上映作品ラインナップを発表する記者会見が開催されました。
今年の東京国際映画祭は、10 月 24 日(月)~11 月 2 日(水)に日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。会場が大幅拡大し、東京宝塚劇場でオープニングセレモニーを行い、華やかなレッドカーペットも復活します。TOHOシネマズ日比谷、丸の内TOEI、丸の内ピカデリーと大型劇場が上映劇場に加わったことで主要9部門での上映本数も昨年の86本から大幅に増加し110本の上映が決定しています。
ラインナップ発表記者会見には昨年に続き、今年もフェスティバル・アンバサダーを務める女優の橋本愛さん、「コンペティション」部門に選ばれた今泉力哉監督、福永壮志監督、松永大司監督らが登壇しました。
◆橋本愛さん「映画を通して世界をよりよくするお手伝いができれば」
2年連続のアンバサダーに就任した橋本 愛さんは
「昨年は海外の監督や女優さんとお話しする機会があり、語学力や芸術や映画を通してコミュニケーション能力を身につけていかないといけないんだなと考えさせられました。もう一つは映画や映画祭そのものの役割を考えるきっかけになって、LGBT+Qや環境問題への理解が世界と比べるとまだ浅く、そういったところに目を向け、歴史や伝統を守っていく姿勢は美しいし、素晴らしいけれど、そこからこぼれ落ちてしまう人がたくさんいて、その人たちの苦しみや悲しみに寄り添ってつくっていくのが映画であり、芸術なので、そういった存在で助け合いながら、映画を通して世界をよりよくするお手伝いをしていけたらいいのかなと思っていて、東京国際映画祭で改めて世界を見渡し、日本を見つめ直すきっかけになったらいいなと思っています」などと抱負を語りました。
そして、今年はメイン部門である「コンペティション」部門に、3本の日本映画が選出。『窓辺にて』の今泉力哉監督、『山女』の福永壮志監督、『エゴイスト』の松永大司監督が登壇し、それぞれ選出の感想や意気込みを語りました。
©2022 TIFF
◆オープニング/クロージング作品、コンペのラインナップは
今年のオープニング作品は、瀬々敬久監督、二宮和也、北川景子主演の日本映画『ラーゲリより愛を込めて』。クロージング作品は、黒澤 明監督の名作をカズオイシグロの脚本でリメイクしたイギリス映画『生きる LIVING』が決定しています。
また、今年は107の国と地域から1,695本もの応募の中から選ばれた「コンペティション部門」の作品は以下の15本 *()内は製作国
『1976』マヌエラ・マルテッリ監督(チリ/アルゼンチン/カタール)
『アシュカル』ユセフ・チェビ監督(チュニジア/フランス)
『ザ・ビースト』ロドリゴ・ソロゴイェン監督(スペイン/フランス)
『窓辺にて』今泉力哉監督(日本)
『エゴイスト』松永大司監督(日本)
『ファビュラスな人たち』ロベルタ・トーレ監督(イタリア)
『輝かしき灰』ブイ・タック・チュエン監督(ベトナム/フランス/シンガポール)
『カイマック』ミルチョ・マンチェフスキ監督(北マケドニア/デンマーク/オランダ/クロアチア)
『ライフ』エミール・バイガジン監督(カザフスタン)
『マンティコア』カルロス・ベルムト監督(スペイン)
『山女』福永壮志監督(日本)
『孔雀の嘆き』サンジーワ・プシュパクマーラ監督(スリランカ/イタリア)
『テルアビブ・ベイルート』ミハル・ボガニム監督(キプロス/フランス/ドイツ)
『This Is What I Remember(英題)』アクタン・アリム・クバト監督(キルギスタン/日本/オランダ/フランス)
『第三次世界大戦』フーマン・セイェディ監督(イラン)
©2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会©1989清水香子
©2022 TIFF
東京国際映画祭のチケットは、映画祭公式サイトにて、メルマガ会員向け抽選販売、先行抽選販売に続いて、10/15(土)に一般販売を部門別に開始となります。
詳細は公式サイトにてご確認ください。
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名称:第35回東京国際映画祭
開催期間:2022 年 10 月 24 日(月)~11 月 2 日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:https:www.tiff-jp.net
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■記者会見映像は下記よりアーカイブ視聴可能です。
東京国際映画祭公式Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/TIFFTOKYOnet
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