やっておいた方がいいこと。
授業時には、先を見据えて
やっておいた方がいいこと、
というのを基本的に指示します。
課題をやる、というよりは、
変化の方向性としてこんなのもある、
という言い方で指示するのですが、
この指示への反応速度ががんがん
上がってゆく子は基本的に
がんがん賢くなります。
今日も、6年生はほとんど
課題は終えてしまった状態で
集合しており、来週の
総合テストに向けて
詰めを行っていました。
目標がある、というより、
純粋に処理っておきたいという
感じに近いのですが、
終わらせたいというより、
理解しきっておきたいという感じ。
これは、中2の学年にも同様のことが
言えて、今日は英単語テストその1を
やったのですが、
(来週にむけたプレテストの
位置付けでした)
成績ガンガン伸ばしてる子達は
全員あっさり満点でプレテストを
突破していました。
この事前の整いこそが、
根っこなのです。
小6にはいつもいいます。
「最終局面を占うのは大体算数。
ここはいつも崩してはならない。」
中2にもいいました。
「秋冬は英単語。
夏で固めた文法を基盤に、
圧倒的な単語力を身につける。」
すぐそのメッセージが
行動に反映される強さ。
それが、これらの学年の
強さに繋がっているのかな、と。
中2、まだまだ伸びます。
学年順位は今学期でまた
向上するでしょう。
自分は賢い、自分にはまだまだ
上が目指せる、という意識が
内面に形成されることが
重要です。
秋冬の時期は、
理科社会も重たくなります。
覚えることが増える上、
理科は物理地学が入ってきて
根本的な理解も要するように。
しかし、普段からよく復習をする、
基本の問題集、分かりきっていても
しつこく演習して詰める、
解き直すごとに体に馴染んでくる、
こんな感覚で、覚える学習は
より深みをもってきます。
秋冬、しっかり力を貯めて、
来年、大きく飛翔できる
助走距離、エネルギーを
蓄えてゆきましょう。