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【メンバーインタビュー】no.7 南條 裕 / クリエイター

2022.09.26 11:00

こんにちは!!

NPO法人ボウタカでYouTubeの動画制作を担当している南條 裕です。


今年4月から株式会社NANJO Video Pro.という映像制作を設立し、現在は映像業界で活動しています。

また、今あまり活動できていませんが、OKAYAMA NPVC(岡山南條棒高跳クラブ)でコーチをしております。



今回は「棒高跳との出会いと当時の経験」、「今後棒高跳を通してやりたいこと・目標にしていること」についてご紹介できればと思います。


棒高との出会い

棒高跳との出会いは中学1年の冬でした。


それまで100mを専門としていたのですが、部活内に県内で一番の同級生がいて「どうやってもこいつに勝てない…」と思いながらも日々練習していました。

そんなときに、顧問の先生から「棒高跳やってみないか?」と声をかけてもらったのがキッカケでした。


最初は、物干し竿で百均のゴム紐を跳ぶことが練習でしたが、それが楽しくて、瞬く間にのめり込んでいきました。

道具を使う競技だからこその楽しさや自分への可能性を中学生ながらに感じていたのかもしれません。


しかし、当時の陸上部内に棒高選手はおらず、顧問の先生も棒高の経験はゼロでした。


にもかかわらず、なぜ勧めてくれたのか?


後になって先生に聞くと、恩師に棒高跳選手を育てなさいと言われて、たまたま私が少し走れて器用な選手だったからと聞きました。


当時、棒高跳がどんな競技かも分からないのに二つ返事だったので、振り返ると思い切った選択だったと思います…笑


当時の経験

今では分かりますが、やらない方がいい練習もたくさんやって、失敗やケガを多く経験しました。


今のようにネットやSNSで情報が簡単に手に入る状況ではなかったため、少ない情報の中から見つけた資料や動画を見漁り、練習していました。



当初は考え方も浅く「助走伸ばして硬いポールで長く持てばいいんでしょ?あとは上手い選手みたいに綺麗に逆さになればいいや!!」


そんな具合で、いきなりマックスポールで全助走練習!

もちろんそれを止める大人もいませんでした。


当然、コンディションによってはポールが立たないこともあり、徐々に恐怖心が増し、全く踏み切れなくなりました。


困った私は、両親と顧問の先生にお願いして、棒高跳が盛んな地域を探して試合や練習に参加し、なんとか跳べるようになっていきました。


そうしているうちに全国の棒高仲間と出会う事ができ、多くの人に助けていただきました。


車を売って全てポールに

なにも知らずに始めた棒高跳でしたが、知識と経験が増えるにつれて経済面での問題に直面しました。

気軽にポールを購入できるほど、家も裕福ではなかったので、中々お願いもできず、学校に買ってもらってもせいぜい1本でした。


成長段階で、早ければ1ヶ月で適正でなくなるポール。

中学の私には到底解決できない問題でした。


そんな時に、たまたま父が車の買替え時期で車を売っていたこともあって、ポールを買ってくれました。

最初は少しだけポールの予算に充てようと思っていたそうですが、中学を卒業するころには全てポールに変わっていました。


そこで初めて、経済面や環境の大切さを知りました。

その時の経験が大きく、会社を設立した理由にも繋がっています。


これからの私と棒高跳

これまで、私は棒高跳で目立った活躍はしていませんが、棒高跳にはたくさんの出会いと人生の基盤となる経験をたくさん与えてもらいました。



また、両親にお願いをして日本選手権やグランプリシリーズに連れていってもらい、選手の跳躍をみたときの感動は今でも忘れません。


だからこそ、今は棒高跳に恩返しをする番だと思っています!!



願わくは、日本全国で棒高跳が気軽に始められて、誰もが棒高跳の情報にも指導者にも環境にも困らない。

日本中で世界クラスのボルターを間近にみれる。そんな世界になればいいなって思っています。


具体的に考えてみると、「世界レベルから小学生まで一緒に練習しているクラブを作ること」、「一般の生活にも棒高跳が身近に感じられる場所を作ること」です。



さらに、映像の力でもっと棒高がカッコいい!と思わせる動画を作り続け、「より影響力のある競技に発展させること」が私の目標であり、夢です!



ですが、今はとにかく、会社を軌道にのせる事と岡山の棒高跳を支援することが私のミッションです!!


「Boutaka Channel」のYouTube

Boutaka ChannelのYouTubeでは皆さんにより棒高跳の魅力と皆様の活動の役に立つ動画を投稿しております。


今もどうしたらみなさんによりボウタカの魅力を発信できるのか、日々考えています。


こんな企画を見たい!こんな情報を教えてほしい!など要望がありましたら、ぜひコメントや高評価と共に、コメント欄やSNSのDMなどにお問い合わせいただけたら幸いです!



今後投稿予定の動画はいくつかあるので楽しみにしていてください!!


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!


南條 裕