Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

三代目❤夢小説 『直己編⑥』

2018.02.27 23:00

「古都ってそういうイメージなんですか?」



彼に尋ねてみると



「打ち水、竹ボウキ、縁側、三和土(たたき)…」



「黒電話などがあれば、風情があっていいですね」



弾んだ声で、楽しんでいるように思えた



「ふふ…もうすぐ全てお目にかかれるかも」



「え?お宅でですか?」



「はい…そこの一軒家です」



竹林を抜けた所に、古い木造の家屋が見えてきた



京都では一般的に『町屋』と呼ばれている



築100年は優に越えている



私の家だ…




つづく



夢小説です。

ヒロインに名前はありません。

ヒロインになった気分で読んでみて下さい。