カオスの海を航海するために
Maribrengaëlです。
9/23の秋分の日、静岡はすさまじい雨と雷でした。大雨になりそうだという予報はあったもののその日は外で飲んでいて、緊急アラートで災害級の豪雨になりそうなことを知りました。三連休の初日ということもあり、「雨が通り過ぎるまでとりあえずゆっくり飲んでまーす」という雰囲気の人たちを横目に、ただならぬ予感がして迷わず帰宅の途へ。その時間は電車もバスもタクシーもギリギリ通常に動いていて、家についてからすさまじい雨と雷が始まりました。
ひと昔前ならば、きっとゲリラ豪雨だから1時間後には晴れるよ、という感覚でいた私も、最近は危機意識を高くし、色んなパターンをあれこれ想像して一番リスクの少ない選択をするようになりました。この時も、まずは「楽しいしまだ飲んでいたい」という感情的な理由を真っ先に消去して、今すぐに帰った場合、しばらくして帰った場合、雨が通りすぎるまで待った場合を、交通情報と大雨情報を照らし合わせて冷静に判断しました。
日常で特に危機的状況の時に、風のエレメントの力が発揮されることが増えてきている気がします。風のエレメントの力と言えば、主に思考ですが、一瞬冷静になって想像力を持って考えることは、このカオスな世界を生き抜いていくにはとても大切だと思うのです。そういえば、まさにこの日に起こった秋分図にもそれが示されていました。その場の雰囲気や自分や誰かの感情を軸に考えてしまうと大混乱極まりないことも、必要な要素をあぶり出して最優先すべきことを軸として考えていけば、自分以外がカオスでも整頓されて冷静に考えられるようになります。
例えば、危機的状況でないにしても、会社の飲み会で「終電がなくなるので帰ります」ということが言い出せない人もいるでしょう。場がしらけてしまうから、悪く思われたくないから、単純にその場が楽しいから、と理由は様々だと思いますが、感情を軸にしてしまうとその後の展開に責任を取れなくなることがほとんどです。結局タクシーで帰ることになり無駄なお金を使った、始発を待つのがつらくて体調を壊した、次の日を無駄にしてしまった…これは、会社の飲み会のせいではなく自分の責任です。それでもいいならば、感情を軸にするのはいいと思いますが、後悔したり、自分以外のせいにしたりして嘆くならば、終電で帰るということを軸とするべきだった、というシンプルなことです。
天秤座新月が起こりますが、天秤座もまた風のエレメントの星座のひとつです。色々なことが起こり、バランスが毎日のように変化している中、新しいバランスを構築していくタイミングとなります。このカオスな時代を乗り切るためには、冷静にひとつひとつ考える必要があります。その武器として、2023年版 宇宙詠みチャートも販売開始しています。とても風の時代らしいアイテムだと思います。カオスな時代の羅針盤として手に入れてみてください。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 9/26 06:56 天秤座新月となります。
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