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Michiko en México

お家の探し方

2018.02.28 05:07

オリンピックはカーリングが凄かったんですね。なんせ地元の人たちかつ、妹の友達が出ていたので結果が出てうれしいばかりです。カーリングのおかげで北見市へのふるさと納税が過去に例がないくらい増えたそうです。返礼品は「赤いサイロ」がやはり人気のようです(笑)


私はというと、2月18日に引っ越しをしました。まぁ、色々と良い事情がありまして、前よりもかなり広いところに引っ越しました。なので今回はメキシコでの家の探し方について書きます。



1. メキシコでの家探しの方法

2. メキシコの契約形態

3. 部屋の種類

4.家賃

5. メキシコでの家探しの注意点

6. 実体験


1.メキシコでの家探しの方法

1.1 知人・友人

  友人・知人に貸し出し中の物件がないか聞きます。信頼できる人であれば一番良い方法だと思います。信頼できる人と一緒に探すのなら一番安心できる方法だと思います。


1.2 インターネットで探す

  最近はインターネットにも賃貸物件の情報がたくさん出てきます。「都市の名前」と「賃貸物件」等と入れればすぐにたくさん出てきます。今はこの方法が主流になってきているかもしれません。また、友人はFBを通じて探しておりました。SNSにも物件探しのグループなどがあり、容易に見つかると思います。


1.3 大家さんに直接コンタクトをとる

  メキシコでは貸し出し中の物件には大きく「貸し出し中」の看板が貼ってあることが多いです。場所によっては電柱などにも賃貸情報が張り付けられていたりもします。そこにある電話番号に電話して直接大家さんと話します。

こういうものを見つけたら、部屋に空きがあるという証です。良さそうであればすぐ内見の予定を立てましょう。


1.4 不動産屋に頼む

 メキシコではあまり見ないですが、不動産屋に行って探すという方法もあります。しかし、不動産屋が扱っている物件は高級物件が多い印象です。高くても良い物件を探したいのなら選択肢の一つになりますが、一人暮らし向けでないことも多いです。



2. メキシコの契約形態

 メキシコでは大家さんとの直接契約が普通です。保証人やいくつかの書類も必要です。私は前の部屋では家賃は毎月大家さんに手渡ししていました。



3.部屋の種類

 部屋の種類は様々で、一軒家、アパート、シェアハウス、家具付き、家具なし、間借り等々。もちろん広さも様々で、日本の学生マンションのような1Rのところから一人暮らしには広すぎるであろうところまであります。


4.家賃

 家賃はピンキリです。レイノサは安ければ1000ペソ(約6000円)から上は果てしないです。大都市では学生向けの安い価格帯の物件もありますし、家具の有る無しでや立地でも家賃は変わってきます。家賃+光熱費が実際の出費です。レイノサは地域によって大きな幅があります。例えば電気代ですが、住んでいたところは2か月で400ペソ以下、内見したある地域では2か月で1000ペソはするということでした。



5. メキシコでの家探しの注意点

5.1 大家さんと確認する項目

  ‐前金(退去時に差し引きで返ってきます)と初月家賃の支払いについて

  ‐最低入居期間の有無

  ‐家賃の支払い方法と支払い日

  ‐家賃に含まれているものはあるか(水・電気・ガス等)、個別支払いか、個別契約か。またインフラが家賃と別払いならその相場はどのくらいか。

  ‐保証人は必要か

  ‐トラブルにどこまで対応してくれるか(家具の有無で変わる)

  ‐トラブルを避けるため、できれば書面での契約を求める。(書面を用いない大家さんもいます)


5.2 周囲の状況

 部屋を探す際には周囲の状況も確認しましょう。家賃が安いところはそれなりの理由があります。交通の便が悪い、治安が悪い等です。他には周囲の雰囲気も大事です。近くにスーパーやコンビニはあるか、隣人たちの雰囲気はどうか、人通りはどうか、周りのインフラ状況も一つの目安になるでしょう。例えば、周囲の家や車がボロボロな地域はあまりお勧めしません。レイノサでは大通り周辺はよく銃声がすると聞きます。だからと言ってレイノサの外れに住むのはもっと危ないと思います。安全な地域ももちろんあります。実際に自分の足で見に行くことは欠かせません。


5.3 一人より複数で

 部屋を見に行くときや、大家さんと契約をする際には、確認漏れがないように一人より複数で行くほうがよいでしょう。現地人と一緒に行けたら最高ですが、そうでない場合は外国人同士でもいいので複数で行くことをお勧めします。自分で気づかないところに気づいてくれるかもしれません。慣れないうちは不動産関係の言葉も良くわからないので、複数人で行ったほうが安心でしょう。


6.実体験

 最後に実体験をお話します。レイノサに着いたときは私はネットで、会社の人は知人と看板で探しました。そこで見つけることのできた物件をいくつか周り、前回の部屋に決めました。

 ‐家具付きワンルーム(洗濯機以外)

 ‐家賃3700ペソ(水道、ガス、インターネット、ケーブルテレビ込み)

 ‐電気代は個別支払い(2か月に1度の支払い。最大でも385ペソでした)

 ‐備え付けのものが壊れた場合は大家さんが対応

 ‐書面契約あり

 ‐前金は家賃1か月分、最低入居期間6か月

 ‐近くにコンビニ、スーパー、飲食店、洗濯屋さん、バス乗り場、人通り多い。


このように条件が良かったのでその部屋に住むことにしました。今は前回よりかなり広い物件に住んでいますが、会社の事情ありきなので家賃は変わりません。私にとってはありがたい話でした。