外資系より国内企業を選ぶ中国の若者
2018.02.28 04:52
中国の90年代生まれの若者(90後)には中国企業の方が、外資系企業より魅力があるようです。
主な理由としては以下の通りです。
- 給料が国内企業の方が高い。
- 外資は採用プロセスが長い。
- 外資は仕事量が多い一方で、昇進の司会は限定されている。
- 外食系企業に就職する以外にも、海外に行くチャンスはある。(以前は外資系企業に就職するが海外に出る近道だった。)
中国はIT関連企業等、ビジネス規模が拡大して優秀な人材を確保したいと考えており、これが高い給料のオファーにつながっているようです。
また、90年代生まれの世代は仕事を収入を得るための手段としてよりは、自己実現のためとして見ているともあります。
中国企業が外資系企業と比べてより魅力的に移るというのは、筆者はまだあまり実感がありません。ただ、華為など一部の企業が高い給料をオファーしているかつ、チャレンジングな環境に身を置くことや、海外での活躍も可能となると、若い世代は中国企業を選ぶようになってくるのかもしれません。