【シンガポールからマラッカ旅行】SPA VILLAGEでフットマッサージとシャンプー
The Majestic Malaccaに泊まりたかった理由の1つは、館内にあるSPA VILLAGEに行きたかったからでもありました。
8年ほど前、まだ息子が生まれる前に、バリ島の北の果て…空港から車で3時間ほどかかる場所にある、SPA VILLAGE RESORT TEMBOK BALIに泊まったことがあり、大自然のパワー溢れるサンクチュアリで過ごした数日が今でも忘れられずにいます。
夫も私も、今でも目を瞑ればあの地の風景や海風の穏やかな空気を思い出せるくらい、特別な何かを感じた場所でした。
そのリゾートでは、宿泊料金に、毎日のスパトリートメント、ヨガなどのアクティビティ、3食の食事が含まれていて、一歩門をくぐって貴重品を金庫に預けたら、あとはひたすらリラックスするだけ…というある意味俗世間を忘れたような滞在ができるので、暇してしまうのではないかと心配しながら行ったのだけど、色々と濃い何かを吸収してリフレッシュできた数日間だった。
その時に受けたスパトリートメントは、サウナのようなところに入るところから始まり、身体が芯から温まって骨抜きになるくらいリラックスすることができて、今まで受けた中で一番印象に残っているのです。
SPA VILLAGE RESORT TEMBOK BALIは16歳以上の大人のみが宿泊できるリゾートで、今の我が家には再訪することはできません。
当時既に結婚して7年ほど経ってもなかなか子供を授からなかった私たちは、色々なことに疲れていて、大人だけが泊まれるリゾートばかりを選んで宿泊するようになっていたのだけど、このリゾートを出るときに「新しい旅立ちと、その旅の無事を意味する」という卵をいただいて帰って、なぜかその時に子供を授かるような気がして、翌年息子を授かった。
そんな思い出があって、今度は他のどこかのSPA VILLAGE(リゾートではなくスパ施設)を訪れたいと思っていて、今回The Majestic Malaccaに泊まることで叶ったのですが、ここでも卵を見つけて、TEMBOKの思い出が蘇ったのでした。この卵は、単にマッサージ用だったみたいだけど。
前置きがとても長くなりましたが、今回はフットマッサージとシャンプートリートメントを受けました。本当は全身マッサージを受けて、せっかくSPA VILLAGEに来たのだからフラワーバスのようなものまでフルで受けたかったけど、月に一度のアレに当たってしまって全身は無理だったので、フットマッサージにしました。
The Majestic Malaccaは、ホテルHPで直予約をすれば、月~木曜日の宿泊には1人50分のマッサージが付いているのですが、ホリデーシーズンはその特典が付かず、チャイニーズニューイヤーの今回は無し。
その代わりだったのか? フットマッサージの予約をして、部屋番号と名前を告げると、「シャンプーがサービスで付きます」と言われました。夕方6時の予約で、そのあとに大晦日ディナーの予約をしていたので、きれいにシャンプーしてもらえることになってラッキー☆
まずはシャンプー台専用の部屋でシャンプーしてもらいました。
バリ島のSPA VILLAGEでもそうでしたが、最初にジャスミンの花で聖水を顔にかけてくれます。これは結婚の際に花嫁さんが行う儀式だそうで。もう花嫁でも新婚でもない古女房がやってもらうのは、ちょっと気恥ずかしい。
シャンプーの最後に、ライムジュースとオレンジジュースで洗い流すというのが斬新。
最後に使った櫛は、紙袋に入れて持ち帰らせてくれました。
シャンプーの部屋を出て、デイベッドに座ってハーブティーを飲みながら、次のセラピストを待ちました。
2階に移動して、フットマッサージ。リフレクソロジーではなくて結構力強い指圧系のマッサージでした。右足は、いたたたたー!と思いながら指圧を堪能していましたが、左足の時には眠りに落ちて爆睡。目が覚めたら足が軽くなってました。月に一度のアレの時って、すごく足が浮腫むので、効果を実感。
1階に戻ってきて、またデイベッドでハーブティをいただいた。ここでもうひと眠りしたかったくらい、気持ちが良かった。
着替えをしにロッカールームへ戻り、鏡を見て、髪にこんな可愛らしいピンを付けていてくれたことを知る。
スパに来る時は、一日中暑い中歩き回って化粧は崩れてるし髪も汗とホコリで乱れた姿だったくせに、ここで化粧をばっちり直し、髪はきれいにしてもらって(ドライヤーは自分でかけた)、ディナーに行く準備万端!!な姿で受付に戻って会計サインをしたら、スタッフに「ディナー楽しんできてください」と微笑まれ、自分で自分を笑ってしまった。2018年は、いつでもきちんとしている人でありたいという抱負だけは掲げておこう。