夏のおわりに

みやかみ幼稚園の皆さん、こんにちは。

最強台風の大雨のあと、急に涼しくなり、慌てて長袖を引っ張り出してきました。

子どもたちにもたくましく半袖の子がいたり、

折シワの残る長袖のシャツを着た子たちに、

中には羽織を持ってきている子もいました。

そろそろさわやかなこの夏服も見納めでしょうか。

さて、9月に入り運動会の練習が毎日行われています。

丸々1ヶ月とちょっと、おうちの人と過ごした楽しい夏休みから一転、

シャキシャキの練習の日々にちょっぴりお疲れさまの子も。

今日はなんだか行きたくないなあ、と思っているようでも

おうちの人と手をつないでパワーチャージして登園すれば、

ほら、

元気いっぱい楽しそうに全身でダンスをしています。

ぼくは/わたしは　やらないよー！と表明していても、

おめめはずーっと先生やお友だちの動きを追っていること、

みんな知っています。

そんないつもと違う園生活のなかででも、

いつもと同じ遊びもくり広げられています。

おすな場で

先生とぴっとり寄り添うようにして遊んでいる子のうしろ姿が目に留まりました。

流れるような自然な動きで、

『はい、どうぞ』と手渡された砂だらけのおままごとのコップ。

先生は少し驚いた顔で「わぁ、〇〇くんありがとう」と弾んだ声で返していました。

あとから聞いてみれば

その子にとって〝初めての〟おままごと、だったそうです。

幼稚園に入るまではその子の〝初めて〟はおうちの人と。

これからはわたし達も一緒に分かち合っていきたいと思います