2014年8月夏休み台東花蓮ひとり旅三泊四日。⑦DAY2-4金針山へ、金針花のお花見へ!!
村役場を出たミニバンが、どんどん山を登っていく。車窓には、青い海。
くねくねとした道は細くて、観光バスが進入禁止なのもうなづける。標高も相当高そう。
車はそのうち、山奥に差し掛かり、海が見えなくなったが、その代わり、山の斜面をオレンジに染める花畑がちらほら姿を現し始めた。
山を登る途中、バイクや自転車で山を登っている人も多くて驚く。その中に、昨夜の私のルームメイトの姿も発見し、さらに驚いた。声をかけたかったが車の中で、どうしようもなかったのだけど、彼女の体力と根性に脱帽だった。
ほどなく、最初のお花見休憩ポイントに到着。忘憂谷という、個人の土地らしい。あいにく霧が立ち込めていたけど、花はとてもきれい。ここは海抜1150mもあるそう。じゃあまわりの霧っぽいのは、霧じゃなくて雲なのかしら? と思ったりもして。
しばらくすると、今度は山の上の方に青空が広がって、絵のように美しい景色が現れた。なんですか、これ、絵葉書!?
金針花のアップ。遠くから見ると黄色っぽいけど、近くで見ると、すごいオレンジ。シュッとしてて格好いい花だ。
駐車場の売店で金針花のつぼみを揚げた天ぷらみたいなのが売っていた。オクラの天婦羅みたいですごい美味しい!! スープに入ってる金針花って、味がしなくて正直何が美味しいのか全然わからないけど、これはすっごい美味しい!! こんな食べ方もあるんだ。産地ならではなのかしら。
天ぷら? を食べたところで、集合時間になり、次のポイントへ。着いたのは、山頂の一番高いところと思われるところ。山のっぺんには、見晴らしのよさそうな東屋があった。念のため運転手さんに往復しても集合時間に間に合うか確認すると大丈夫ということだったので、登ってみることにした。
登りきると、素晴らしい絶景。
ただ、太陽が強すぎて、自撮りすれども顔が白飛び。知らないおじさんに写真撮ってもらったのも失敗。三脚というものも持っておらず、一人旅の記念撮影の難しさを実感することとなった。
割とすぐに集合時間なので、サクッと駐車場へもどる。降りる途中、道沿いに紫陽花も咲いていて、とても綺麗だった。
山を下りる途中の土産物屋では、金針花の蕾のスープが無料でふるまわれていた。特に美味しいものでもないので、食べたことがない人が経験として食するのは良いかも。スープがもっと出汁効いてたら美味しいんじゃないかと思う。行きに食べた天ぷらの方が何倍も美味しかった。
帰りの下山では、くねくねの山道で車に揺られ続けて、車酔いして少し気分が悪くなってしまったがぁこだった。
2014年8月夏休み台東花蓮ひとり旅三泊四日。⑧へつづく~