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【子から授かる知恵】友だちになるのに策はいらない

2018.02.28 15:54

いつも有り難うございます。嶋立歩美です。


突然ですが、子どもと一緒に幼児番組を観たことはありますか?


うちは、娘が観るので否が応でも観せられるのですが、


昔から不思議だなーと思うことがあります。


それは、お兄さん、お姉さんたちが子供たち

のことをみんな


「お友だち」


と呼ぶことです。


「お友だちのみんな、元気かな?」


と呼び掛ける。これって、大人にはない習慣で、何だか不思議じゃないですか?


子どもの世界では、自分以外の子どもは「友だち」になるようです。



ところで、うちの娘は人とすぐに友だちになります。


うちの子に限らず、周りの子もそんな子ばっかり。


どこかで遊ばせていると、気がつけば誰か知らない子どもと遊んでる。


その親和力の高さに、親はビックリです。

(私はママ友いないくらいですし)

手を繋いで滑り台滑ってるんですよ!


「あの子、知り合いだったの?」と聞くと、

「ううん、○○ちゃん」

……って、知らない子やん!すごいな!



ふと気になって、娘に

「新しくお友だちを作るにはどうやるの?」


と聞くと、娘は何てことないよみたいな顔をしながら


「いっしょにあそぼうって言って、

なまえはなに?ってきいたら、

それでともだちになれるよ」


だそうな。


そ…、それは大人には出来ない(笑)


とんでもなく、方法論ではありませんよね。

「感じ」でやっているわけですから。



言葉やテクニックはいらない。


むしろ、テクニックを使おうとする大人を、子どもは警戒します。


でも、「なんとなく」で子どもたちは「友だち」になれるんです。



ビックリするくらい、喧嘩もしますよね(笑)


でも、ケロッとしてまた友だちと遊んでる。


ただあるのは、

「一緒にいて楽しい」

という感覚でしょうか。


合わなかったら、遊ばない。


気がのれば、遊ぶ。



これなら全く揉めないですよね。



人と仲良くする、

争わない、


そのお手本を見せてくれるのはやっぱり子どもだと思います。



私が娘に言えるのは、「おもちゃもたまには人に貸してあげたら?」くらい(笑)


それでもカワイイ程度の争いですね。



ふっと自然に、気がついたら友だちになれる

「感じ」


いいなぁ~


真似したいな。


いつも、うらやましく娘を眺めてます。




(嶋立歩美)